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第3のOSを狙うUbuntuとFirefox OSの新モデルが上海で展示

2014年06月16日 17時00分更新

文● 中山 智

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 6月11日から上海で開催していた「Mobile Asia Expo 2014」(MAE)では、ハードウェアやキャリアだけではなく、スマートフォン第3のOSの座を狙っている2つのOSベンダー、「Ubuntu」と「Mozilla」が出展していた。

ほぼ向かい合わせでブースを出展していたUbuntuとMozilla(Firefox OS)

これから徐々に勢力を伸ばすと思われる
Ubuntu

 Ubuntuは展示ブースにて、Ubuntu搭載のタブレット2機種とスマホ2機種を展示。そのうちタブレット2機種とスマホ1機種に関しては、Nexusシリーズにインストールしたもの。残りのスマホ1機種が、Ubuntu搭載モデルをリリース予定の、中国メーカー「Meizu」のテスト端末だった。

Ubuntuを搭載したMeizuのテスト端末。画面左端をスワイプすると、アプリ一覧メニューが表示される
システムの呼び出しは画面上部からスワイプ。画面下部からスワイプするとコントロールパネルの呼び出し起動中のアプリの切り替えは画面右端からスワイプ。このように上下左右すべてに機能が振り分けられている

 開発モデルということで、挙動に関してはタッチの反応も悪く、画面スクロールがややカクカクだったり、いまだ不安定さは否めない。Meizuの端末は年内発売を予定しているとのことなので、今後のブラッシュアップに期待したい。

背面はプラスチックでシンプルなデザイン韓国のSKテレコムやアメリカのベライゾンなど世界各国のキャリア15社が、アドバイザリーグループとして支援している

端末数も増えてきた
Firefox OS(Mozilla)

 Mozillaブースでは、Firefox OS搭載スマホを展示。こちらはすでに発表・発売されている製品が多く、市場進出で言えばUbuntuに比べて一歩リードしている。

狐のしっぽが大きく覆うブースデザインは、ここ最近のMozillaブースと同じ

 そのなかでも注目を集めていたのが日本でも発売予定の、開発者向けリファレンスモデル「Flame」。

中国メーカーのTCLが開発した4.5型ディスプレーのリファレンスモデル
カメラレンズ回りがFirefox OSのイメージカラーとなるオレンジの枠で縁取られているシステムをチェックすると、OSのバージョンは1.3だった

 Flameは日本で同時期に開催されていた「APPS JAPAN 2014」でも披露されており、本誌でもレポート済み(関連記事)。日本では電波法の関係でネットワーク関係の機能が使用できなかったが、上海では無線LAN接続で試用できた。ウェブサイトへのアクセスでは、画面の読み込みやスクロールは快適で、普通に使用するぶんには問題のないレベル。

 また、最新バージョンとなるFirefox OS 2.0をインストールしたFlameも説明員が用意していた。こちらは撮影不可ということで試用のみだったが、1.3と違い縦スクロールをメインに操作をし、ピンチイン・アウトでアイコンの大きさが2段階で変化するなど、UIにも大きく手が入れられていた。

こちらは日本のAPPS JAPAN 2014での展示機。OSはバージョン2.0でUIが変わっている

 バージョン2.0も言語設定をチェックしたところ、日本語が用意されておりメニューなどの表示は日本語化可能。日本語入力機能はなかったが、日本でFlameが発売されれば、すぐにアプリ開発などに活用できる体制となっているようだ。

Mozillaブースのカウンターにいたキャラクター。「ジーフォックス」という名前とのこと。日本のフォクすけの親戚か!?

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