体組成計はダイエットへの第一歩
私はダイエットという言葉に抵抗があります。そもそも痩せることを目標に置くのは間違いで、生活習慣を改めなければ意味がありません。
なのに最もわかりやすい「痩せる」という部分にのみスポットが当ってしまい、そこに便乗したビジネスが生まれる。納豆がいいといえばスーパーから納豆が消え、サバ缶がいいといえばサバ缶が消える。これはもうダイエットというコンテンツを消費しているに過ぎないのであります。
痩せたければ食べなければいい。そして動けばいい。入ってきたカロリーと出て行ったカロリーの差だけが問題です。そうした基本を無視して、なにそれを食べれば痩せられるなどというのは笑止千万!
などと、よそ様のことを言うのは簡単でありまして、私も今まで基本を無視してまいりました。しかしデータは正義なのであります。現状を確認しなければ良いのか悪いのか、どう対処すればいいのかすら判断できません。体組成計に乗るというのはその第一歩だったのでしょう。
はっきり言いましょう。私はいまダイエットをしています。何かを止めたり、始めたりすると、その結果が体組織計のデータに反映されるので、面白くて仕方なくなっているところです。
そして、お借りしていたRD-900の返却期限が迫ってきたある日、私はRD-900を自費で購入してしまいました。人はデータを取り続けるとどうなるのか。これから様々なウェアブルガジェット、様々な物品を試しながら、その結果をRD-900で確かめて行きたい。続きはまた!
著者紹介――四本 淑三(よつもと としみ)
1963年生れ。フリーライター。新しい音楽は新しい技術が連れてくるという信条のもと、テクノロジーと音楽の関係をフォロー。趣味は自転車とウクレレとエスプレッソ
この連載の記事
-
第10回
スマホ
まだ間に合う? タニタの体組成計「RD-903」は測るだけで痩せるかも -
第9回
PC
トンカツもドライフルーツも美味、ノンフライヤーは買いだ! -
第8回
PC
から揚げ以外もいける? ノンフライヤーで居酒屋メニュー作り -
第7回
PC
ノンフライヤーでおいしいから揚げはできるのか試してみた -
第6回
PC
油なしで揚げ物ができるノンフライヤーの機能をチェック -
第5回
スマホ
プレイヤー必見! Ingressを楽しむコツは敵味方を区別しない? -
第4回
スマホ
Ingressダイエッター続出? でもそこには大きな落とし穴が -
第3回
スマホ
Ingressで痩せるためにガジェット投入! リアル課金発生!? -
第2回
スマホ
痩せる! グーグルのゲーム「Ingress」はダイエットに最適だ! - この連載の一覧へ