中国、ロシアで好調のNokia X
Androidのカテゴリーを侵食している
Nokia Xは3月末より中国など一部市場で発売しているが、わずか数ヵ月でMicrosoftは効果を実感しているようだ。Lehtonen氏によると、Nokia XのユーザーがSkypeをアクティベートする比率は、Androidデバイスの2倍という。なお、Nokia Xラインでは、最初の1ヵ月間、Skypeの有料通話が無料になる。
中国ではNokia Xの事前予約は400万台あったといわれるが、Lehtonen氏によると、ロシアではNokia Xの販売はAndroidカテゴリでは1位、フィーチャーフォンを入れた携帯電話全体でも3位という。インドでも、「この国で長年携帯電話をローンチしたが、これまでで最も急速に台数が伸びた」と報告する。
「(現行モデルの)X、X+、XLは始まりにすぎない」という言葉から予想できるように、Microsoftとなった後もNokia Xラインは存続するとみて間違いないだろう。Windows Phoneの無償化と合わせて、Nokiaのデバイス事業を手にしたMicrosoftのプラットフォーム戦略は多面的に変わりつつあるようだ。