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話題のau MVNOの格安SIM「mineo」をいろんな端末に入れた

2014年06月12日 20時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

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Nexus 5でも一応通信できたが、実用性は……
au版iPhone 5では発表どおりに通信できず

 ここからは動作確認されていない端末での例になる。

 まずは「Nexus 5」。スペック上は2.1GHz帯のLTE(バンド1)が合致している。ただし、実際に使えるようになるまではやや苦戦。隠しモードでネットワークを「LTE」に固定することで通信可能になった。

つづいては、SIMロックフリーの「Nexus 5」で試してみる

Nexus 5では、「*#*#4636#*#*」とダイヤルして隠しモードに入り、「LTE Only」とすることで、2.1GHz帯のLTEに接続できたが、実用性を考えると、Nexus 5ではドコモMVNOのSIMがいいだろう

 auの4G LTEはベースが800MHz帯で、2.1GHz帯はそれよりエリアが狭いとされているが、都心部では通信できなくなる機会はそれほど多くなかった。とはいえ実用性から考えると、Nexus 5において、ドコモMVNOのSIMではなく、mineoを選択する意味はまずないだろう。

 また、SIMロックを解除したドコモ「GALAXY S4 SC-04E」にも差してみたが、編集部でテストした範囲では通信はできなかった。

 動作確認端末に含まれていないau版iPhone 5(iOS 7.1.1)でも試してみた。au版iPhone 5は800MHz帯には対応していないとは言え、2.1GHz帯だけなら通信できるのでは? と期待したのだが、前ページのプロファイルをダウンロードしても「1x」から表示が変わらずにデータ通信は不可だった。iOSのバージョンなどで状況が変わる可能性もあるが、現時点では使えないと判断するのがいいだろう。

mineoのサイトでは、iPhone 5では動作しないとハッキリ書いてある

プロファイルを適用しても、「1x」の表示から切り替わらない

au端末の入手が可能であれば
オトクで魅力的なサービス

 auのLTEネットワークの主力である800MHz帯(バンド18)は、世界的に見るとマイナーな周波数であるため、mineoは一般的なSIMフリー端末とはあまり相性がよくないのは確か。ただし、auの4G LTE端末は中古やオークションなどでも比較的入手しやすいので、端末の入手にめどが立っている人であれば魅力的なサービスと言える。


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