このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

Officeで始める快適Mac生活 第15回

Wordなら手軽にできる縦書きの案内状作成

2014年06月11日 11時00分更新

文● 外村克也/松田聖司(タトラエディット)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

縦書きと横書きの混在では、テキストボックスを利用する

 ここまでは、最初から縦書き入力することを前提に話をしてきたが、横書きで作った文章を縦書きにする場合も英数字への処理は同じだ。横書きレイアウトを縦書きにするのは、[レイアウト]リボンに[縦書き/横書きの切り替え]ボタンがあるので、[縦書き]を選ぶと文章全体が縦書きになる。

 縦書きに関して、ほかに問題になるのは、縦書きと横書きの混在だ。これは、[文書パーツ]リボンを選んで、[テキストボックスの挿入]ボタンをクリックする。すると、横書き/縦書きの選択ニューがあるので、どちらかを選択する。次に、配置したい位置で、斜めにドラッグすればテキストボックスができる。あとは入力するだけだ。

 また、図形での縦書き入力は以下のように行なう。[ホーム]リボンを選んで、[図形の挿入]ボタンをクリック。文字に関係する[吹き出し]から1つ図形を選ぶ。次に、画面上で吹き出しを作成する。デフォルトは横書きだ。縦書きにするには、[control]キーを押しながら図形をクリックするとメニューが表示される。その中で、[図形の書式設定]を選ぶと、[テキストボックス]という項目があるので選択して、[文字列の方向]を縦書きにする。

 招待状だけでなく、雑誌や新聞風の印刷物を作成する場合、縦書きは多用される。原稿用紙表示で入力する人もいるだろう。また、チラシやポスターでも、すべてを横書きで作成することは少ない。Wordの高度な縦書き機能は、そんなときに活躍するはずだ。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中