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超高解像度のIGZO液晶を搭載

「LaVie Z」は13型で世界最軽量795g! 性能強化で一段と魅力が増した2014年夏モデルを試す

2014年06月20日 11時00分更新

文● 山口優

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前モデルからCPUを強化

 今回試用した2014年夏モデルは、2013年秋冬モデルからCPUを強化したもの。従来は2コアのCore i7-4500U(1.80GHz)が採用されていたが、本機ではCore i7-4510U(2.00GHz)に変更されている。なお、その他の基本的なスペックに大きな変更はなく、グラフィックスはCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 4400で、メモリーに4GBのPC3L-12800、ストレージに256GBのSSDが採用されている。

 そこで、いくつかのベンチマークを実行して新モデルの性能を測ってみることにした。まず、「Windowsエクスペリエンスインデックス」では、次のような結果になった。

Windowsエクスペリエンスインデックスの結果
プロセッサー7.4
メモリー5.9
グラフィックス5.1
ゲーム用グラフィックス5.1
プライマリ ハードディスク8.1

 続いて「PCMARK 8 HOME CONBENTIONAL」では、下図のようにスコアが1985となった。

「PCMARK 8 HOME CONBENTIONAL 3.0」のベンチマーク結果

PCMARK 8 HOME CONBENTIONAL 3.0スコア
HOME Score1985
Test Duration34min 19s
Web Browsing - JunglePin0.40496s
Web Browsing - Amazonia0.16951s
Writing6.0s
Casual Gaming14fps
Video Chat v2 / Video Chat playback 1 v230fps
Video Chat v2 / Video Chat encoding v2147ms
Advanced Photo Editing part 10.75056s

 同様に3DMARKも試したところ、「FIRE STRIKE」が525、「CLOUD GATE」が4143、「ICE STORM」が38814となった。

「3DMARK」のベンチマーク結果

 次に「CrystalDiskMark」でストレージ性能を計測したところ、下図のようになった。前モデルに比べると全体的に数値がアップしているが、なかでも項目の「Write」のスコアが大きく伸びているようだ。

「CrystalDiskMark」のベンチマーク結果

 このほか「モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐」では、1280×720ドットの設定でスコアが2186、1920×1080ドットで1096となった。また「ドラゴンクエストX」では、1280×720ドット、標準品質の設定でスコアが4478となり、「普通」の評価だった。

「モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐」のベンチマーク結果

「ドラゴンクエストX」を1280×720ドット、標準品質および最高品質で実行した際のベンチマーク結果

「ドラゴンクエストX」を1920×1080ドット、標準品質および最高品質で実行した際のベンチマーク結果

 これらの結果を見ると、グラフィックスに関してはほぼ同じレベルとなっているが、CPUやストレージの性能は前モデルよりも向上しており、順当な性能アップといえる。

NEC Direct(NECダイレクト)


(次ページ、「超小型なACアダプタが付属」に続く)

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