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パワーアップした15.6型ハイスペックノート「LIFEBOOK AH77/R」ロードテスト 第2回

Windows 8.1 Updateでメモリー効率が改善

「LIFEBOOK AH77/R」はHaswell Refresh搭載で基本性能がパワーアップ! (2/3)

2014年06月23日 11時00分更新

文● 高橋量

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Windows 8.1 Updateでメモリー効率が改善

 「LIFEBOOK AH77/R」のWindowsシステム評価ツール(Windowsエクスペリエンスインデックス)の結果は、メモリーのスコアが0.1ポイント上昇しているだけで、そのほかのスコアは前モデルと変わらなかった。評価ツールはWindows 8.1の性能をある程度大雑把に計測するものなので、新CPUに差し替わったとはいえ微妙な差が結果に反映されないのだろう。

 メモリーついては前モデルと同じサムスンのDDR3 PC3-12800 8GBが搭載されているため、Windows 8.1 Updateによるソフトウェア的な改善によってスコアが微増しているものと思われる。

 「グラフィックス」と「ゲーム用グラフィック」は前モデルと同じく控えめなスコアだが、これらはデスクトップやゲームプレー時の描画性能を表すものなので、それほど気にしなくてもいい。ストレージのアクセス性能を表す「プライマリハードディスク」についても、高速なSSDではなく大容量のHDDを採用していることを考えれば納得できるスコアだ。これだけのスコアであれば日常的な作業はもちろん、ある程度負荷のかかる作業も快適に行なえる。

Windowsシステム評価ツールの結果
新モデル前モデル
プロセッサ7.87.8
メモリ7.97.8
グラフィックス5.95.9
ゲーム用グラフィックス5.65.6
プライマリハードディスク5.95.9

「CPU-Z」による「LIFEBOOK AH77/R」2014年夏モデルのメモリー情報

「CPU-Z」による前モデルのメモリー情報。新モデルと同じ型番の製品が利用されている

 ストレージ性能については新モデルのほうがやや高めの結果となったが、ほぼ同程度と見ていいだろう。試用機に搭載されていたのはウエスタンデジタル製の「WD10JPVX」で、8MBのキャッシュメモリーを搭載した5400回転のHDDだ。キャッシュメモリーの容量が大きいだけあって、標準的な5400回転のHDDよりもアクセス速度が速い。

「CrystalDiskMark」による新モデルのストレージアクセス速度

「CrystalDiskMark」による前モデルのストレージアクセス速度

「CrystalDiskInfo」によるストレージの詳細情報

 1TBのストレージ容量のうち454GBずつがCドライブとDドライブに割り振られ、あとはシステム復旧用の回復パーティションに利用されている。アクセス速度についてはSSDより劣るものの、利用可能な空き容量が多いという点ではHDDのほうが有利だ。

新モデルにおけるストレージのパーティション構成

システムインストールされているCドライブの空き容量は423GB

Dドライブではプリインストールソフトが11.2GB使用し、空き容量は443GBだった

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(次ページ、「基本性能やバッテリー性能が向上!」に続く)

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