テレビも見られる、パイオニア製スピーカー搭載「ESPRIMO FH78/RD」レビュー 第2回
大画面でテレビも楽しめる
顔認識で楽々ブラウズ!視線アシストが便利な一体型タッチPC「ESPRIMO FH78/RD」 (3/3)
2014年07月11日 11時00分更新
4つのベンチマークで計測
タッチの反応もよく大画面なだけに、ラフな使い方ができるのも魅力だ。試用機の構成は、CPUにCore i7-4710MQを採用し、8GBのメモリーと3TB HDDを搭載したものだ。店頭販売されるカタログモデルと同じ構成になっている。この構成での実力を、ベンチマークで計測してみた。
まずWindows 8.1の快適さの指標となる評価実行ファイル「WINSAT.exe」の実行結果を「Windows エクスペリエンスインデックス」の項目に合わせて紹介しよう。「プロセッサー」と「メモリー」の値は「8.2」で、「グラフィックス」の値は「5.9」。「ゲーム用グラフィックス」の値は「5.8」、「プライマリハードディスク」の値は「5.9」となった。
CPUとメモリーはかなり好成績だが、グラフィックス系が少々弱い傾向はPCの総合的なパワーを判断する「PCMark 8」と3D性能を計測するベンチマーク「3DMark」の結果にも表れている。しかしグラフィックスがインテル HD グラフィックス 4600であることを考えれば、妥当なところだろう。
ゲームの利用感についても「FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn ベンチマーク キャラクター編」を実施してみた。「標準品質(デスクトップPC)」の結果は「普通」で、実際にベンチマーク中の様子を見ていても問題なく遊べそうだ。残念ながら「高品質(デスクトップPC)」では「動作困難」という結果なので、ゲームによっては設定次第で快適に遊べるといったところだ。
「ESPRIMO FH78/RD」は全体的に優秀で、多くのユーザーのニーズに応えられるマシンに仕上がっている。サイズは大きめであるものの、置き場に困るほどではないという感じだ。テレビなどのAV機能を重視しつつ、手軽に利用できるPCを求める人におすすめのマシンだ。
この連載の記事
-
sponsored
第2回 顔認識で楽々ブラウズ!視線アシストが便利な一体型タッチPC「ESPRIMO FH78/RD」 -
sponsored
第1回 パイオニア製サブウーファーつきスピーカー搭載の一体型PC「ESPRIMO FH78/RD」 - この連載の一覧へ