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SDNとの連携機能も追加予定

ネットワークアドレスを自動設定する技術をレイヤ3スイッチへ

2014年06月04日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)は、協力企業と連携し、レイヤ3スイッチにネットワーク機器の位置情報を自動的に割り当てるネットワーク技術「HANA」を実装した。

レイヤ3スイッチにネットワーク機器の位置情報を自動的に割り当てる

 従来、レイヤ3スイッチなどでネットワークを構築する場合、それぞれの位置情報(ネットワークアドレス)を人手で設定する必要があった。しかし、HANAを実装したレイヤ3スイッチを利用すれば、1台のレイヤ3スイッチに位置情報を設定するだけでよいという。PC1000台規模のネットワークでは設定項目が従来の100分の1程度になり、ネットワーク管理者の作業時間を大幅に短縮できるほか、作業ミスを減らすことも可能だ。

 今回開発したHANA対応レイヤ3スイッチを利用すると、ネットワークのコアとなる1台のレイヤ3スイッチに位置情報を設定するだけで、それ以外のすべてのレイヤ3スイッチやPCなどに自動で位置情報が設定される。また、従来の実験用PCにおけるソフトウェアでは8ポート×各2Gbpsの性能だったが、ハードウェア化により48ポート×各10Gbpsの性能でHANAが利用できるようになった。

今後、企業のネットワークやデータセンターでHANA対応レイヤ3スイッチが活用されるように、企業と提携して実用化を目指す。また、ネットワーク管理技術であるSDNとの連携機能を追加し、SDNにおいてもHANAの自動構築技術を利用できるようにするという。HANA対応レイヤ3スイッチについては、2014年6月11日(水)から13日(金)まで幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2014」にて展示される。

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