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COMPUTEX TAIPEI 2014レポート第5回

インテルがCOMPUTEXで新CPU“Devil's Canyon”を発表

2014年06月03日 20時00分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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 インテルは3日、COMPUTEX TAIPEI 2014会場近くのレストランを貸し切り、ハイエンドユーザー向けのオーバークロッキングイベントを開催した。イベントではデスクトップ・クライアント・プラットフォーム事業部長のLisa Graff氏が登壇し、最新プロセッサーの“Devil's Canyon”について解説した。

“Devil's Canyon”を披露するLisa Graff氏

 ステージでLisa Graff氏は、コードネーム“Devil's Canyon”こと第4世代Coreプロセッサーを披露し、「Core i7-4790K」と「Core i5-4690K」を6月中に出荷すると述べた。“Devil's Canyon”は、5月11日に発売されたHaswell Refreshの倍率アンロックモデル、つまり“K”付き型番となる。

「Core i7-4790K」のスペック。K型番なので動作クロック倍率がアンロックされている。ハイエンドモデルでおなじみのドクロマークが、悪魔(Devil)のようなデザインになっている“Devil's Canyon”のソケットはLGA 1150。転送速度を向上させるためキャパシターを追加しており、既存の「Core i7-4790」とは裏面の構造が異なる

 Devil's Canyonでは、サーマル素材(Thermal Interface Material)やパッケージング素材が変更され、オーバークロック性能が高められている。高性能を要求するエンスージアストゲーマーに最適な製品で、最新チップセットとなるIntel 9シリーズに対応する。

「Core i5-4690K」の主なスペック

 「Core i7-4790K」の主なスペックは、4コア/8スレッド、コアクロック4.0GHz(ブースト時最大4.4GHz)、キャッシュ容量8MB。GPU機能としてIntel HD Graphics 4600を内蔵する。1000個あたりの価格は339ドル。

 「Core i5-4690K」の主なスペックは、4コア、コアクロック3.5GHz(ブースト時最大3.9GHz)、キャッシュ容量8MB。GPU機能としてIntel HD Graphics 4600を内蔵する。1000個あたりの価格は242ドル。

 さらに、Pentium生誕20周年を記念した「Pentium Anniversary Edition」も発表した。位置づけとしては、現在のPentiumシリーズ同様にローエンドPCがターゲットとなるが、最大の特徴となるのが動作クロック倍率がアンロックとなっている点だ。これにより、ローエンドPCにもオーバークロック動作環境が提供されることになる。

Pentium生誕20周年を記念した「Pentium Anniversary Edition」。動作クロックは3.2GHz。こちらも6月中に出荷開始となる

 統合GPUには、ハードウェア動画エンコード機能「Quick Sync Video」(QSV)が内蔵され、高速な動画エンコードも可能となる。チップセットは、Intel 8シリーズと9シリーズに対応する。

「Pentium Anniversary Edition」のリテールボックス
このイベントは、マザーボードメーカー対抗のオーバークロック大会。“Devil's Canyon”をどれだけオーバークロックできるかを、メーカーの意地を賭けて競う。よく見るとCPUにはヒートスプレッダーに刻印がない!

※お詫びと訂正:Core i5-4690Kのスペック表記に一部誤りがありました。訂正してお詫びします。(2014年6月5日)

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