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太陽光の導光により屋内でも自然かつ省エネな照明

ユーヴィックス、追尾型マルチミラー方式「太陽光集光システム」を発売

2014年05月28日 20時05分更新

文● 行正和義

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米Sundolier社製「太陽光集光システム(Daylight Harvestor) 」

 ユーヴィックスは、太陽の光を自動追尾装置で取り込み、ミラーの組み合わせで陽のあたらない建物内の奥空間などに光を届けることのできる「太陽光集光システム」の販売を開始した。

 

筒状の導光パイプにより光ファイバー敷設などの手間をかけずに建物の奥まで導光できる

 取り扱うのは米Sundolier製の「Daylight Harvestor(太陽光集光システム)」と、カナダSuncentral製の「SunBeamer(太陽光採光システム)」など。Daylight Harvestorは太陽を自動追尾する凹面鏡、SunBeamerはやはり太陽を追尾する多数のミラーからなるシステム。

「SunBeamer」は平面型の採光装置にブラインド状ミラーを配置している

 建物を奥まで自然光を取り入れることにより、日中の照明電力消費を低減させ、大型施設では自然な照明を提供できる。特殊ガラスの利用により赤外線を反射し、暑くない照明が得られる。オフィスやマンション、商業施設や学校などのほか、屋内での野菜・果物の育成にも利用できるという。

Suncentralのシステム(6台のSunBeamer)によるインスタレーション

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