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東芝4Kパソコン徹底ロードテスト 第5回

付属ソフトでお手軽4K動画制作!

「dynabook Satellite T954」とデジカメで4Kフォトムービーを作る

2014年07月04日 11時00分更新

文● 高橋量

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付属ソフトとデジカメ写真でお手軽4K動画制作

 「dynabook Satellite T954」には動画編集ソフトとして「CyberLink MediaShow for TOSHIBA(以下、MediaShow)」と「Corel VideoStudio X6 VE for TOSHIBA(以下、VideoStudio)」の2種類が用意されている。本格的な動画編集に使えるのはVideoStudioだが、今回はより手軽に4Kムービーを作れるMediaShowを利用した。

動画や写真の管理、加工などが行なえる「CyberLink MediaShow for TOSHIBA」

 4Kムービーを作るには、高解像度の映像素材が必要だ。一般的なフルHDの動画から4Kムービーを作ることもできるが、アップコンバート機能(映像を拡大)を使用するため4Kムービーならでは精細さは表現できない。4K対応ビデオカメラを使うのがもっとも手っ取り早いのだが、まだまだ値段が高くちょっと手を出しにくい。

 そこでおすすめなのが、デジカメ写真から4Kフォトムービーを作る方法だ。解像度が3840×2160ドット以上の写真を用意できれば、事実上4Kクオリティーのムービーを作ることができる。ただしアスペクト比が4:3または3:2の写真をそのまま使うと、写真の左右に黒い帯が出てしまう。これは「dynabook Satellite T954」の画面比率が16:9であるためだ。

 画面ピッタリに表示するなら、写真を16:9でトリミングするといい。トリミング後でも3840×2160ドット以上を確保するなら、1200万画素以上のカメラを使いたい。写真をトリミングしないなら、スマホで撮影した800万画素程度の写真でも問題はない。解像度はわずかに足りないが、ほぼ4Kクオリティーの精細さを表現できる。

今回はデジタル一眼で撮影した5184×3456ドット(アスペクト比3:2)の写真を、5140×2891ドット(アスペクト比16:9)にトリミングしている

(次ページ、「簡単操作で4Kムービーを作れた!」に続く)

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