NAS向け最新OS「Windows Storage Server 2012 R2 Workgroup Edition」を採用

SSD併載も可能なWindows Storage採用NAS「MousePro SV220SW」

文●松野/ASCII.jp編集部

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NAS向け最新OS「Windows Storage Server 2012 R2 Workgroup Edition」搭載の「MousePro SV220SW」

 マウスコンピューターは5月28日、法人PCブランド「MousePro」から、ネットワークアタッチドストレージ(NAS)向け最新OSである「Windows Storage Server 2012 R2 Workgroup Edition」を採用した小型のキューブ型サーバー「MousePro SV220SW」シリーズを販売開始した。同社ウェブサイトおよびダイレクトショップ、電話通販窓口にて取り扱う。

 ランダム読み書き性能に優れるSSD搭載モデルを用意。特にランダムアクセスではHDDと大きな速度差が出るため、HDDのみを搭載しているNASに比べて書き込みの待ち時間が少なく、生産性を高められるという。また、Pentium G3220(3.00GHz)やエラー訂正機能付きのECCメモリーを全モデルに標準で採用しており、OS機能の動作遅延や不慮のデータ欠損リスクの低減をうたう。

 SSDとHDDを併載することで、使用頻度の高いデータをSSD、それ以外のデータをHDDに格納し、速度と容量のバランスをOS側で最適化したり、HDD内でデータ構造の共通する部分を最適化して実際の使用領域を効率的に削減するなど、従来よりも費用対効果に優れたファイルサーバーの構築を実現しているという。

 構成の異なる6モデルをラインアップし、サイズはいずれも約幅200×奥行337×高さ273、重量は約8.8~10.26kg。

SSD併載モデルの主なスペック

HDD搭載モデルの主なスペック