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意外と知らない!? Windows 8.1タブレット活用術 第3回

Windowsタブレット操作の要「タッチキーボード」を極める!

2014年05月28日 12時00分更新

文● タトラエディット

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日本語入力は3種類から選択可能

画面右下のアイコンをタップ後、入力方式を選択する

画面右下のアイコンをタップ後、入力方式を選択する

 日本語のタッチキーボードには、入力方法の異なる3つの画面が用意されている。初期状態では、QWERTY配列のソフトウェアキーボードが表示されるようになっているが、画面右下より変更できる。それぞれ特徴のあるものとなっているので、入力スタイルによって使い分けよう。

フリックによる文字入力も可能だ

フリックによる文字入力も可能だ

 QWERTYの右側のアイコンを選択すると、携帯電話やスマートフォンなどで見慣れた日本語テンキーの入力となる。「あ」を3回押すと「う」を打てる連打方式の入力のほか、指をすべらせてのフリック入力も可能だ。左側は数字や記号、英語に切り替えることができる。

1マスに収まるように指で文字を書いていく。新しい文字を書き始めると、元のマスは確定される

手書き入力では1マスに収まるように指で文字を書いていく。新しい文字を書きはじめると、元のマスは確定される

文字の修正は「V」をタップする。もし書き間違ってしまったら、右から左に線を引いて削除することができる

文字の修正は「V」をタップする。もし書き間違ってしまったら、右から左に線を引いて削除することができる

 難読漢字などを手書きで入力することもできる。1マスあたり1文字が収まるように書いていく。次の文字を書きはじめると、手書きを自動認識して清書する。

 認識率はかなり高く、次々と書いてもほとんど間違うことなく入力できた。修正するときは候補を表示させる。書き間違った場合は、右から左に線をひくことで消去できる。

キーボードで画面が隠れてしまう場合はどうすればいい?

 デスクトップでタッチキーボードを使っていると、画面の下半分が隠れて文字を確認できないことがある。これでは、文字の入力効率が格段に悪くなってしまう。

 しかし、タッチキーボードは位置を変更することが可能。見やすい場所に移動させることで、入力のしやすさをある程度保つことができる。

キーボードの上帯をドラッグすることで、位置を変えられる

キーボードの上帯をドラッグすることで、位置を変えられる

 また、タッチキーボードを最大化すると、画面解像度が自動変更され、隠れることなく操作することが可能。

 ただし、タブレットを横向きにしたランドスケープ表示の場合、縦の解像度が足りなくなることがある。そんなときは、縦持ちに切り替えて使うといい。単純ではあるが、慣れないうちは気づきにくい操作なので覚えておこう。

タッチキーボードの右上2番目のアイコンをタップすることで最大化表示となる。デスクトップの縦解像度が代わり、キーボードで隠れることなく表示できるようになる

タッチキーボードの右上2番目のアイコンをタップすることで最大化表示となる。デスクトップの縦解像度が代わり、キーボードで隠れることなく表示できるようになる

縦が狭すぎるときは縦持ちにする。8インチタブなど解像度の低い画面でも操作しやすくなる

縦が狭すぎるときは縦持ちにする。8インチタブなど解像度の低い画面でも操作しやすくなる

 タブレットにはキーボードない分、ノートやデスクトップPCにくらべて文字入力が面倒と感じることもあるだろう。

 しかし、タッチキーボードをマスターすれば、検索やメール作成といった作業で操作に悩むことがすくなくなるはず。ここを極めることで、Windowsタブレットの操作性が大きく向上し、さらなる活用ができるようになるはずだ。

 次回は、OneDriveを使ったタブレット活用について解説したい。

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