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ノンプログラミングのアプリ開発基盤を「IIJ GIO」上で提供

IIJ、M2Mアプリのインフラ/開発環境をクラウドで提供

2014年05月27日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 インターネットイニシアティブ(IIJ)は5月26日、M2M(Machine-to-Machine)システムの構築に必要なインフラおよび開発環境をクラウドプラットフォームとして提供する「IIJ GIO M2Mプラットフォームサービス」を発表した。6月2日より提供を開始する。

 同サービスは、さまざまなセンサー情報を収集、蓄積、可視化、分析するためのアプリケーション開発環境を「IIJ GIO」クラウド上に構築、サービスとして提供するもの。共通プラットフォームを利用することで、低コストかつ短期間でのシステム導入が可能となる。

 アプリケーション開発基盤には、ドラッグ&ドロップ操作によりノンプログラミングで開発ができる「ThingWorxプラットフォーム」を採用。これにより、プログラミングに精通したエンジニアが不在でも、少ない開発工数でシステムが導入できるとしている。

 また、外部の業務システムとのデータ連係を実現するAPIが提供されており、これを活用してたとえば機器の故障対応、駆けつけサービスといったオペレーションの自動化など、業務効率の向上を図ることができる。

 加えて、デバイス向けのSIMカード、大量のセンサーデータを高速処理するHadoopサービスなど、M2Mビジネスに必要なシステム要素を「IIJワイヤレスM2Mソリューション」としてトータルに提供するとしている。

 利用料金(基本プラン、税抜)は、初期費用が19万8000円、基本料金が29万8000円から、ゲートウェイライセンスが1接続あたり900円(接続ゲートウェイ数1~500の場合)となっている。なお、3カ月間、10ゲートウェイ限定の、格安なトライアルプランも用意されている。

IIJ GIO M2Mプラットフォームサービスの概要

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