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SITE PATROLとSite Keeperなどの改ざん検知サービスのオプション

WordPressのコンテンツの改ざんを検知するサービス

2014年05月21日 16時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 和歌山を本社とするM2Mテクノロジーズと京都を本社とするメディアウォーズは、WordPressのDBに格納されるコンテンツの改ざんを検知するサービスを開始する。Webサイト改ざん検知サービス「SITE PATROL」(M2Mテクノロジーズ)と「Site Keeper」(メディアウォーズ)のオプションサービスとして、提供を開始される。

 更新のしやすさを求め、WordPressのようなCMSツールを採用する企業は増えているが、プログラムの改ざん、不正プログラムの設置、データベースに不正な記述を追加など、プログラムの脆弱性を突くような攻撃も増えている。これに対し、Webサイト改ざん検知サービスのSITE PATROLとSite Keeperを手がける両社が、プログラムファイルの改ざんを検知のみならず、新たにデータベースのコンテンツ改ざんサービスを共同で開発したという。

 従来、HTTP経由で、コンテンツにアクセスし、ふるまいを検知するサービスはあったが、表記変更のみの改ざんや未知の攻撃には対応できなかった。これに対し、本サービスでは、データベース含むすべてのデータを検査し、WordPressを利用したサイトでも改ざんを確実に検出できるという。こうしたサービスは日本初となるという。

 SITE PATROLでは、オーディットプラン(月額1万9800円・税別)のオプションサービスとして「WordPress対応オプション」(月額5000円・税別)の提供を開始。これにより、プログラムの改ざんはもちろん、コンテンツの改ざんも検知できるという。

オーディットプランのオプションサービスとして「WordPress対応オプション」も提供される

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