画面上の左から調整していけばひとまず曲が完成
画面上部の一番左、iMaschineのアイコンをタップすると楽曲プロジェクトの管理メニューが開きます。
Newで新規プロジェクトの作成、Openで既存プロジェクトやファクトリーテンプレートなどを読み込むことができ、Saveでプロジェクトファイルを保存します。ExportからはMASCHINEで使用する形式での書き出しと、SoundCloudへのアップロードが可能。
Expansions StoreではさまざまなEDMスタイル多彩なジャンルに対応した、全22種類のアドオンを購入することができます。アドオンの単価は100~300円と低価格なので、試聴して気になったサンプルがあればどんどん追加してみるのも良いでしょう。個人的には「Lucid Mission」と「Static Friction」 が気に入りました。どちらもハードなEDMの雰囲気作りには欠かせない派手なドラムや、ギラギラしたシンセ音が収録されています。
画面上部の左から2つ目、数値が表示されている部分をタップすると、テンポ設定画面に映ります。
テンポの幅はBPM30から299までで設定可能。Tapと書かれている部分を4回タップすることでテンポが設定できるタップテンポ機能もあります。QuantizeをOnにすると録音された演奏データを近似する16分音符に揃えて、多少ヨレた演奏でもリズムを整えてくれます。
Swingバーは左に振り切ると打ち込みどおりのカッチリしたグルーヴ、右に振っていくと少しずつハネ気味(分かりやすく言うとタカタカ、というリズムがタッカタッカ、という感じ)になっていきます。
上部中央の再生ボタンは、演奏データの再生停止を行います。その隣の赤いマルは録音ボタンで、タップすると4カウントの後、録音が開始されます。
画面上部一番右を選ぶとミキサー画面に入ることができます。ミキサー画面ではA~Dそれぞれのチャンネルのオンオフ、音量調整、FX1、FX2のオンオフが設定が可能。FX1、FX2のエフェクト設定もここから行います。エフェクトは「Chorus」「Lofi」「Delay」「Flanger」の空間系4種と「Filter LP」「Filter BP」「Filter HP」のフィルター3種の全7種類。FX1とFX2の両方に同じエフェクトを設定して重ねがけすることもできます。
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