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上位機に基づいた回路設計。DACにESS製「ASBRE Premier Audio DAC」

パイオニア、HDMI 2.0準拠で4K/60p対応の7.2ch AVアンプ

2014年05月15日 16時00分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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VSA-1124

 パイオニアは5月15日、7.2ch AVアンプ「VSA-1124」を発表した。

 「クラスを超えた」レギュラーモデルがテーマ。音質面での最大の特徴は、DACにESSテクノロジー製の「ASBRE Premier Audio DAC(ES9006S)を採用した点。回路は前モデル「VSA-1123」同様、DAC回路の独立電源化や、パワーアンプ部の伝送経路の最短化など、上位機種の設計思想を基にしたものを採用している。

 機能面では、24bit未満の音源を、同社のビット拡張処理で高解像度化する「Hi-bit24 Audio Processing」や最大11.2chの音場を仮想的に再現する「バーチャルスピーカーズ」、転送レートにあわせて音質を自動補正する「オートサウンドレトリバー」などを実装。

スピン加工、ヘアライン加工の精度が高く、上質感のある見た目

 また、部屋の残響特性に応じたスピーカーの距離補正や定在波制御を自動で実行する音場補正機能「Advanced MCACC」を強化。サブウーファーからの低音の再現力を高め、ユーザーによるマニュアル調整も可能にした。またサブウーファー接続用端子を2系統設け、サブウーファーを2台接続することも可能。基音となる低域の再現力が向上することで、全体的な表現力も高まったとしている。また映像面ではHDMI 2.0規格に準拠、4K/60p・4:4:4/24bit信号の入力に対応した。

 希望小売り価格は9万1800円(税込)。

背面入力端子部。このほか前面にはHDMI 2.0端子、USB端子などを設ける

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    午後の部 14:00~15:30(受付 13:30~)
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  • 参 加 費  無料 ※会場までの交通費は参加者負担
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  • 当選案内 当選者に、6月4日(水)までにメールで案内

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