富士通は5月14日、企業向けタブレットや、ラインナップを一新したシンクライアント、ゼロクライアントのほか、デスクトップやワークステーションなど計9シリーズ10機種を発表した。同日より順次販売開始する。
新発売の「ARROWS Tab Q704/PV」は、Windows 8.1 Proと最新の第4世代CPU Core i5-4300U(1.90GHz)を搭載した12.5型ワイドタブレット。手のひら静脈認証センサーや、リモートデータ消去ソリューション「CLEARSURE 3G/LTE」にも対応し、より安全なモバイル運用を実現するという。
「FUJITSU Software Systemwalker Desktop Patrol」をインストールしたシンクライアント「FUTEO S720」(左)、「FUTEO ME734」(中央)、「FUTEO MA574」(右)
シンクライアント端末では、デスクトップ型の「FUTRO S720」、モバイルノート型の「FUTRO ME734」、A4ノート型の「FUTRO MA574」を新発売。3機種すべてに、周辺機器のICT資産全体をセキュリティ管理と資産管理の両面で一元管理することが可能だという、統合運用管理ソフトウェア「FUJITSU Software Systemwalker Desktop Patrol」をプリインストールしている。
また、OSもCPUもストレージも持たないデスクトップ型ゼロクライアント「FUTRO L420」を同社で初めて販売。「FUTRO L420」は、簡単な仮想環境へのアクセスや端末側に一切データを保存しないなどの、セキュリティ性やメンテナンス性の高さが特長とのことだ。
企業向けデスクトップPC「ESPRIMO」のラインナップには、Windows 8.1 proを搭載し、省スペース性に優れているというウルトラスモールモデル「ESPRIMO Q520/J」、ハイエンドモデル「ESPRIMO D753/J」、多機能モデル「ESPRIMO D583/J」をラインナップに追加。
また、ワークステーション「CELSIUS」では、BTPでXeon E3-1200v3 製品ファミリーを搭載可能なミニタワー型の「CELSIUS W530」、およびコンパクト型の「CELSIUS J530」を追加した。
価格および、提供開始時期は以下の通り。


