1型センサーとは思えない実力!
ニコン「Nikon 1 V3」
1型というミラーレス機としては小さめなセンサーを採用する「Nikon 1 V3」。ノイズはISO 3200あたりから目立ちはじめるが、小型センサーながらかなりの高性能だ。
Nikon 1 V3の感度別撮影サンプル
最高感度のISO 12800ではノイズ結構目立ち、偽色も増えてしまうので使うには割り切りが必要。(NR)とあるのはノイズリダクションを使用するモードで、4枚の写真を合成してノイズを少なくする撮影モードだ。
当然、複数枚のシャッターをきるので動きのある被写体やカメラが固定されていないとブレてしまうが、大体1段分程度のアドバンテージを得られる。
上位機種と画質はほぼ一緒!
ニコン「Nikon 1 J4」
上のNikon 1 V3の下位モデルとなる「Nikon 1 J4」だが、予想通り画質の差はほとんどなく、ほぼ同一の結果になった。J4でも4枚から合成するノイズリダクションモードがある。
Nikon 1 J4の感度別撮影サンプル
ISO 1600くらいまでは感度を気にしないで使っても問題ないレベルだろう。V3とJ4では価格差が2万円程度あるが、撮影結果はほぼ同一になるので画質という意味ではかなりコストパフォーマンスの高いモデルと言える。
この連載の記事
-
第4回
デジカメ
「LUMIX」「α」「PowerShot」などの最新撮影機能をチェック! -
第3回
デジカメ
「α7s」に見るセンサーサイズと画質の関係 -
第1回
デジカメ
ミラーレスからコンデジまで、夏前に買いたい注目新デジカメ7機種 -
デジカメ
初夏のデジカメ新製品を徹底チェック! - この連載の一覧へ