6時間で77度以上保温するサーモス『山専ボトル』を買う
サーモスの携帯用現行製品で、最も保温効力が高いのは「山専ボトル」のようです。500ml版「FFX-500」は保温効力「6時間77度以上」を謳っており、重量は280g。滑り止めのシリコンリングなどを外すと260g。最近モデルチェンジしたようで、山に登る本気の方々の評判も高く、その性能に偽りはない模様。お値段は税込みで6000円ほど。決して安くはありません。
となると、この山専ボトルの、山専でないボトルに対するアドバンテージも気になります。例えば「FFM-500」という山専でない製品は、6時間保温効力74度以上。重さ270g。安いストアだと2000円を切っている。山専ボトルより、わずか10g重く、6時間の保温効力が3度低いだけで、値段は3倍違うわけです。だったら安い方でいいんじゃないの? 私だってそう思いたいですよ、ええ。
ですがね、ダンナ。水が1気圧の下で液体でいられるのは0~100度ですぜ。そのうちの37度の違いというのは、大変な違いなんですよ。体温だって36度と39度じゃぜんぜん違うじゃないですか。おそらくメーカーの皆様も、この性能を得るために努力をされたはずです。だったら無理してでも買うべきなんですよ。わかってくださいよ、漢なら!