クラシカルな外観に最新機能を詰め込んだ
オリンパス「STYLUS SH-1」
オリンパスのSTYLUS「SH-1」(実売価格は3万8000円前後)は同社の人気のミラーレス機「Pen」シリーズのようなデザインを持つコンデジだ。
金属質な薄型のボディーに合皮を組み合わせ、クラシカルな雰囲気をもつ。そんな見た目ではあるが中身は立派な最新機能が詰まっている。センサーサイズは1/2.3型、裏面照射型CMOSセンサーで有効画素数は約1600万画素だ。
レンズには35mm判換算で約25mmから600mmまでの24倍光学ズームを採用している。倍率は高いが広角側で10cmまで、望遠側でも40cmまでの近接撮影が可能だ。
また、多少ズームされて固定焦点になってしまうが、スーパーマクロモード時にはレンズ前3cmまで近寄れる。レンズ交換可能なミラーレス機や一眼レフ機ではマクロは専用レンズの領域になるようで、標準ズームでもそこそこ寄れるがコンデジに比べるとマクロは弱め。固定レンズでズーム域が広く、マクロも強いのはコンデジならではといえる。
ピクチャーモードでは、Penシリーズでお馴染みのアートフィルター7種類を含め、14の特殊効果が選択可能だ。光学式5軸手ブレ補正機能を内蔵しているので、600mm相当になる超望遠撮影でも安心感はある。
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