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初夏のデジカメ新製品を徹底チェック! 第1回

ミラーレスからコンデジまで、夏前に買いたい注目新デジカメ7機種

2014年05月13日 12時00分更新

文● 周防克弥

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コンパクトボディーに光学20倍ズームレンズを搭載
パナソニック「DMC-TZ55」

コンデジらしく小型軽量で気軽に持ち運べる「TZ55」。本体サイズは幅106.8×奥行32.4×高さ62.2mm、重量はバッテリーとメディア込みで約250g。コンデジらしく小型軽量で気軽に持ち運べる

背面液晶は3型。インターフェースはLUMIXシリーズでほぼ共通。コンデジもミラーレスも同様の操作ができる

背面液晶は3型。インターフェースはLUMIXシリーズでほぼ共通。コンデジもミラーレスも同様の操作ができる

上面中央には無線LAN接続用のボタンがあるほか、右側には大型のモードダイヤルを装備する

上面中央には無線LAN接続用のボタンがあるほか、右側には大型のモードダイヤルを装備する

液晶パネルはチルト機構を備えている。自分側まで回せるので自分撮りも可能だ

液晶パネルはチルト機構を備えている。自分側まで回せるので自分撮りも可能だ

バッテリーと記録メディアは底面から交換する

バッテリーと記録メディアは底面から交換する

 パナソニックのLUMIXシリーズの高倍率コンパクト機「DMC-TZ55」(実売価格は3万2000円前後)は、幅106.8×奥行32.4×高さ62.2mmのコンパクトなボディーに光学20倍ズームを採用。35mm判換算で24mm相当から480mm相当までの幅広い範囲をカバーできる。

 撮像素子は1/2.33型、総画素数1750万画素のMOSセンサーを採用している。最近は裏面照射型CMOSセンサーがコンデジも多く採用されつつあるが、TZ55で採用されているのはCCD並の受光面積とCMOS並の消費電力で動作する独自のMOSセンサーで、パナソニックでは多くの機種に採用されている。

 機能面を見ると、撮影モードにマニュアルや絞り/シャッター優先オート、マニュアルや数多くのシーンモードが用意されているほか、無線LANにも対応。充電時に自動で写真をPCにバックアップする機能やスマートフォンからのリモート撮影などの利用が可能だ。

広角側で撮影。プログラムオートで絞りはF3.3、感度はISO 100になっている。遠景の解像力は高めではあるが、ノイズが多め。画像処理で解像力を上げているようだ。100%で見るのではなく、少しでも縮小して見るならば十分なシャープネスだ。デフォルトでの記録解像度は4608×3456ドットあるので、フルHDで見る場合でも縮小率は35%程度になる、画面で見る分には十分とも言える

広角側で撮影。プログラムオートで絞りはF3.3、感度はISO 100になっている。遠景の解像力は高めではあるが、ノイズが多め。画像処理で解像力を上げているようだ。100%で見るのではなく、少しでも縮小して見るならば十分なシャープネスだ。デフォルトでの記録解像度は4608×3456ドットあるので、フルHDで見る場合でも縮小率は35%程度になる、画面で見る分には十分とも言える

こちらもほぼ広角側でプログラムオートで撮影、絞りはF3.3で感度はISO 250になっている。感度の上昇はわずかだがノイズはかなり増えている。しかし、ディテールの再現性やシャープネスは高い

こちらもほぼ広角側でプログラムオートで撮影、絞りはF3.3で感度はISO 250になっている。感度の上昇はわずかだがノイズはかなり増えている。しかし、ディテールの再現性やシャープネスは高い

次回は画質をチェック!

 次回は素子サイズや画素数を無視しての画質比較を行なって見る。当然、素子サイズが大きほうが有利だろうが、今回の7機種の中で一番小さい1/2.33型と一番大きいASP-Cサイズでどれくらいの差があるのかをチェックしてみたいと思う。

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