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日本艦船が大挙登場予定の『World of Warships』こぼれ話も!

ミリタリー趣味を枯らさないために~WoT新モード説明会

2014年05月14日 19時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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オンラインゲーム『World of Tanks』の最新アップデート9.0で実装された「ヒストリカルバトル」のメディア向け説明会が開催。期待のタイトル『World of Warships』のこぼれ話も飛び出した(写真提供:佐藤ポン)

Militaria=ミリタリーファン層を呼び込みたい

 5月9日、Wargaming.netが開発運営するPC用オンラインゲーム『World of Tanks』にお目見えした新モード「ヒストリカルバトル」のメディア向け説明会が開催され、同社ミリタリーアドバイザー・宮永忠将氏が新モード実装の意図を説明したほか、今後の方針としてMilitaria=ミリタリーファン層の興味を喚起する活動に力に入れていくと語った。

ミリタリーアドバイザーの宮永氏は、日本近海に沈む空母「信濃」の引き上げを本社に提案してみたと話して会場を沸かせた。「しんかい6500に乗って信濃の姿を見ることが夢」とのこと

 説明会ではまず、同社による“軍事技術保存活動”の概要が紹介された。

 Wargaming.netと言えばWorld of Tanksをはじめとしたミリタリーテイストあふれるゲームの開発運営で知られており、先日も賞金総額2億5000万円というケタ違いのゲーム大会「Wargaming.net League 2014」開催を発表するなどe-sportsへのコミットが印象的だが、最近ではミリタリー界隈をあっと驚かせる活動もたびたび発表している。

 今年4月、独ソ戦末期に開発された幻の超重戦車マウスの復元プロジェクトが発表され、マニアのみならず各種メディアを騒がせたが、この計画を主導しているのは何を隠そうWargaming.net。また、第二次大戦中に撃墜されたドイツの中型爆撃機「Do-17 Z-2」を海中から引き上げ、整備・復元させる計画も同社のものだ。

 Wargaming.netでは、今後も軍事技術の保存活動に注力するほか、各国の軍事博物館・出版社・識者などとのリレーションを強化していくとのこと。

現在はモスクワのクビンカ戦車博物館に収蔵されている。ちなみに、マウス収蔵の事実が判明したのはソ連崩壊後のことで、戦後数十年のあいだ行方がわからないままだったとか
海中から引き上げられたDo-17 Z-2は、これが唯一の現存機と言われており、復元後は英RAFミュージアムに寄贈・展示される

 宮永氏によれば、Wargaming.netのゲーム開発には膨大な軍事資料が必要で、その収集には関連団体や専門家の協力が不可欠だという。

 そして、彼らの知識と熱意で完成度が高まり、ゲームが盛り上がる。その盛り上がりがゲームファンだけでなく、ミリタリーファン=Militariaにまで届くことで、一層プレイヤーが増える、という流れができているとのこと。

 そこで同社は、Militariaの趣味が枯れないように(=ミリタリー関連団体や専門家が今後も活動を続けられるように)、ゲームの収益をミリタリー界隈に還元することで、上記のサイクルを回し続けていくことを重視しているのだという。上記の軍事技術保存活動はその一環というわけだ。

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