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相互接続可能なセキュリティが実現し、あらゆるレイヤー保護が確立

マカフィー、安全な「IoT(モノのインターネット)」実現の戦略を発表

2014年05月09日 18時58分更新

文● ASCII.jp編集部

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マカフィー、ニュースリリースより

 マカフィーは5月9日、安全な「モノのインターネット(Internet of Things:IoT)」を実現するための戦略を発表した。

 IoTとは、身の回りにある、あらゆるすべてのモノがインターネットに接続され、情報交換することにより相互に認識や制御する仕組みのこと。IoTにより、スマートフォンや機器同士の接続によりメリットがもたらされる一方で、データのプライバシーや安全性、信頼性など、新たなセキュリティ課題が生まれているという。

 同社のセキュリティ機能をIoT事例に適用することで、これらのセキュリティ課題に対応。IoT戦略を通じて以下を提供するとしている。

  • 複数の環境や機器にわたって、大容量データ環境を保護できる総合ソリューション

  • 機器が製造者の意図通り動作し、そして動作が中断しないという確実性

  • 機器、ネットワーク、データセンターのすべてのライフサイクルでセキュリティを確保

  • 業界標準への対応と機器の相互接続性の確保

  • 新旧のシステムと将来にわたるサービスを接続させることで、ITサービスやクラウドサービスの課題を解決できる能力

  • 個人のプライバシーを保護するテクノロジー

 これらのソリューションにより、相互接続可能なセキュリティが実現し、機器同士の接続やクラウドなど、あらゆるレイヤーで適切かつ効果的な保護が確立されるという。

 最高技術責任者のマイケル・フェイ氏は、次のように述べている。
 「セキュリティは、IoTの基盤に組込んでおく必要があります。これらのIP接続された機器のどれか1つだけが不通になっただけで、ビジネスや私達の日常生活が被害を受ける可能性があります。私達は、次に起こる状況を事前に把握することによって、脅威を未然に防ぎ、これらの機器を安全に管理できるようにする必要があります。マカフィーは、IoTが私達の生活にもたらしてくれる未来や可能性の実現を支援していきます」



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