高性能ファインダーがポップアップする
高級コンパクト「DSC-RX100M3」
5月30日発売予定のDSC-RX100M3(予想実売価格9万5000円前後)は、1インチの裏面照射型CMOSセンサーを採用する「DSC-RX100M2」の上位モデル。センサーはほぼ変わらない(有効2020万画素→2010万画素)が、レンズが変更されており、焦点距離が従来の28-100mmから24-70mm(いずれも35mm換算)に、F値が1.8-4.9から1.8-2.8になっている。望遠端でも明るい画像が得られる。
RX100M2はファインダーが外付け(別売)なのに対して、RX100M3はポップアップ式の有機ELビューファインダーを搭載するのも特徴。背面のチルト式液晶(3型123万画素)は上方向に180度開くようになり、自分撮りも可能だ。
動画はXAVC S形式での記録が可能。4Kでの記録はできないが、1280×720ドットで秒間120コマのスローモーション動画の撮影が行なえる。24p再生を行なえば、5倍のスローモーションとなる。
このほか、NFCと無線LANに対応し、PlayMemries Camera Appsによる撮影機能の拡張が可能なほか、40種類の機能から好きなものを割り当てられるカスタムボタンを新たに搭載する。