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ビジネス極意、エクセルデータ分析のコツと手法 第4回

ビッグデータにも応用できるExcelデータ分析の基本 4

順位比較で異常値を見つける──住中先生の「ビジネス極意」

2014年05月09日 09時00分更新

文● 住中光夫/アスキー書籍編集部

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「売上額」と「粗利額」で集合縦棒グラフを作る

 得意先別の売上額と粗利額を比較して、顕著な高粗利額や低粗利額の得意先を、異常値として分析対象に選びます。ここでは、ある担当者の得意先の売上額と粗利額を比較し、その後、粗利率を加えて異常値を分析します。


ピボットグラフの作成1

1 データリスト形式の表から、図のようなピボットテーブルを作成する。


ピボットグラフの作成2

2 「フィルター」に「担当者名」、「行」に「得意先名」、「値」に「売上額」「粗利額」をドラッグ。


担当者を指定し、売上額順に並べ替える

3 「担当者名」のフィルターで[松枝実雄]を選択する。 → 4 売上額の降順に並べ替える。


集合縦棒グラフの完成

5 集合縦棒グラフのピボットグラフを作成する。 → 6 図では、「スーパー夢」の粗利額が前の得意先より多い。これは、「スーパー夢」が粗利率が高いのか、前の「スーパーレッズ」が低いのか判断できない。そこで粗利率を加えたグラフを作成し、異常値分析を行う。


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