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ゲーミングデバイスなら長く使えるCorsair製がベストバイ!

2014年05月17日 10時00分更新

文● 石井 英男

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Cherry MX Redを採用した
高級ゲーミングキーボード「Vengeance K70」

 「Vengeance K70」は、Cherry MX Redを採用したゲーミングキーボードであり、Corsairのゲーミングキーボードの最上位となる製品だ。

Vengeance K70。実売価格は1万8080円前後(税抜)

 まずは、その外観から見ていこう。Vengeance K70は、英語104キーボードと日本語108キーボードの2モデルが用意されているが、ここでは、日本語キーボードモデルを試用した。ボディカラーはブラックで、フレームには高い耐久性を誇るアルミニウムを採用。ヘアライン加工が施されており、質感も高い。

 ゲームプレイでよく使われるスペースバーの表面には、滑りにくいように特殊加工が施されているほか、W,A,S,D,1,2,3,4,5,6の10キーについては、スペースバーと同様の特殊加工とレッドのカラーリングが施された交換用キートップも付属する。キートップ交換用工具も付属しているので、簡単にキートップの交換が可能だ。

スペースバーの表面は、滑りにくいように特殊加工がされている

W,A,S,Dキーと1,2,3,4,5,6キーを付属の交換用キートップに交換したところ(写真は英語キーボードモデル)。交換用キートップはカラーリングがレッドになっているほか、滑りにくいように特殊加工が施されている

 キーボードの心臓部であるスイッチには、耐久性と打鍵感に定評のあるCherry MX Redを採用。通称「赤軸」と呼ばれているメカニカルスイッチであり、高速なキー操作にもしっかりと追従する。また、赤色LEDによるバックライトを搭載していることも魅力だ。

スイッチにはCherry MX Redを採用。メカニカルスイッチで、打鍵感に優れている

 バックライトは、すべてのキーに搭載されており、その明るさは消灯を含めて4段階に調整可能である。バックライトの明るさの調整は、キーボード右上に用意されたLED ON/OFFボタンによって変更できる。明るさを最大にすると、明るい室内でもはっきりと視認でき、非常に美しい。

 さらに、バックライトの点灯パターンを自由にカスタマイズできるのもおもしろい。キーボード右上に用意されているLEDパターン設定ボタンを長押しすることで、バックライトカスタマイズモードに入り、バックライトを点灯させたいキーを押すことで、それらのキーだけを点灯させることが可能だ(全キー点灯との切り替えが可能)。

 例えば、移動でよく利用するW,A,S,Dとカーソルキーだけ点灯させるなどすると、キーボード操作に慣れていない人に遊んでもらう場合など、よいガイドとなるだろう。

赤色LEDバックライトを搭載。バックライトの明るさは、消灯を含めて4段階に調整できる。3つ並んでいる丸いボタンは、左からLEDパターン設定ボタン、LED ON/OFFボタン、Windowsロックボタンとなる

 Windowsキーのみを無効にする、Windowsロックボタンが用意されていることもうれしい。Windowsキーは、優先して動作するようになっているため、ゲームプレイ中にうっかりWindowsキーを押してしまうとプレイが中断されてしまうことがある。キーボード右上に用意されているWindowsロックボタンを押すことで、Windowsキーのみが無効となるので、こうした誤操作を防げる。

 キーボード右上には、マルチメディアキーとボリュームつまみが用意されており、音量調整やミュートはもちろん、再生や停止、進む、戻るがワンタッチで行なえるので便利だ。

 また、キーボード手前にセットするリストレストも付属している。リストレストをセットすることで、手首を置いたままタイピングが可能になるので、長時間打鍵しても疲れが少なくなる。

キーボード手前にセットするリストレストが付属。リストレストをセットすることで、手首を置くことができるので、より快適な入力が可能だ

 キーボードの基本スペックを示すものとして、Nキーロールオーバー、100%アンチゴーストといった言葉があるが、Vengeance K70は、全キーロールオーバーと100%アンチゴーストを実現した、最高級仕様となっている。

 Nキーロールオーバーとは、同時にN個までのキーを押しても、すべてのキーが押されたことを正しく検出できるというもので、FPS、MMO、RTSなど、あらゆるゲーミングジャンルで要求される、複数キーの同時押しが可能である。

 ノートPCのキーボードなどでは、3キー程度までの同時押しにしか対応していないものもあり、ゲームプレイに支障をきたす可能性があるが、全キーロールオーバー対応のVengeance K70なら、そうした心配はない。

 一方、ゴーストとは、複数キーを素早く同時に押したときにキーが正しく認識されず、他のキーとして誤認識される現象をいう。100%アンチゴーストとは、こうした誤認識を100%防いでいるということであり、こちらも、快適にゲームをプレイするには必須の機能である。

 マウスと同様に、レポートレートも重要だ。レポートレートが高速なほど、キー入力がソフトに認識されるまでの遅延が少なくなる。標準的なUSBデバイスのレポートレートは125Hzだが、Vengeance K70は、Rapter M45と同じく、最大1000Hzという高速レポートレートに対応している。

上面にレポートレート切り替えスイッチとUSBスルーポートが用意されている。このUSBスルーポートには、マウスなどのUSBデバイスを接続できる

 レポートレートは、上面のレポートレート切り替えスイッチにより、1000Hz/500Hz/250Hz/125Hz/BIOSモードの5段階に切り替え可能だ。BIOSモードは、BIOS設定時などのキーボードの互換性を高めるモードであり、レポートレートが125Hz固定で、Nキーロールオーバーが無効となる。

 USBケーブルは、Rapter M45と同じく耐久性に優れた布巻タイプを採用しており、断線などの心配がない。USBケーブルの先は二股に分かれているが、片方はキーボード上面に用意されているUSBスルーポート用コネクターである。USBスルーポートには、USB信号がそのまま来ているので、マウスなどのUSBデバイスを接続できる。

 Rapter M45とVengeance K70を同時に使って、キーボードとマウスを併用するFPSやRTSなどをプレイしてみたが、一般的なキーボードを使う場合に比べて、レポートレートが高速なためか、よりクイックな反応が可能であると感じた。

 オンライン対戦などでレベルの高い戦いをする場合、一瞬の反応の差が勝敗を分けることもある。よりレベルの高い勝負をしたいのなら、Vengeance K70はお勧めのキーボードだ。価格はやや高いが、それだけの価値はある製品であり、耐久性も高いので、十分に元はとれるだろう。

テンキーレスのコンパクトキーボード
「Vengeance K65 Compact」

 Vengeance K70の他にも、「Vengeance K65 Compact」や「Rapter K50」といったゲーミングキーボードをリリースしている。Vengeance K65 Compactは、Cherry MX Redを採用したゲーミングキーボードで、テンキーが省略されているため、よりコンパクトなことが特徴だ。

Vengeance K65 Compact。実売価格は1万1410円前後(税抜)

 Nキーロールオーバーや100%アンチゴースト対応、最大1000Hzのレポートレートといった、基本スペックはVengeance K70とほぼ同等であり、Windowsロックボタンやマルチメディアキーも搭載している。ゲームでは、テンキーはあまり使われないため、フルキーボードを置きたくないという人にお勧めだ。

18個の専用マクロキーを装備
計54個のマクロを登録できる「Rapter K50」

 Rapter K50は、メンブレンキー採用のゲーミングキーボードで、プログラミング機能が充実していることが特徴だ。キーボード左端部に18個の専用マクロキーが用意されており、3つのバンク切り替えによって最大54個のマクロ登録が可能である。

Rapter K50。実売価格は1万2360円前後(税抜)

 Nキーロールオーバーと100%アンチゴーストに対応し、1677万色のカラーカスタマイズが可能なLEDバックライトを搭載する。レポートレートは最大1000Hz。こちらはMMO RPGなど、マクロ操作を多用するゲームをプレイする機会が多い人にお勧めだ。

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