独特の変形機構を持つ2-in-1モバイルノート
8.1 Updateでタブレットモードのアプリが使いやすく、探しやすく!デル「XPS 12」 (1/2)
2014年05月08日 11時00分更新
デルのXPS 12 は、ディスプレーのフレーム部分に180度回転するヒンジを搭載し、通常のPCモードとタブレットモードを切り替えられる12.5型Ultrabookだ。現行モデルにプリインストールされているOSはWindows 8.1だが、今回は4月9日に公開された「Windows 8.1 Update」にアップデートし、どれぐらい使用感が向上しているかをチェックしていきたいと思う。
ユニークな変形機構、性能も充分なXPS12
XPS 12は一見ごく普通のUltrabookだが、ディスプレーのフレーム内に収まったタッチパネルの上部を押し出すことでパネル全体が180度回転し、そのまま折りたたむことでタブレットモードに変形するユニークな構造を備える。
アルミ製フレームは細くても高い剛性を持ち、パネル部分もそれぞれのモード時にしっかりと固定されるため、簡単に壊れたり、意図せずパネルが回転してしまう心配はほとんどない。外出先で軽くネットサーフィンをする際や、Windows ストアアプリを利用する際はタブレットモードが力を発揮するだろう。タブレット状態で少しディスプレーを開いてスタンドさせれば、フォトビューワーのような使用も可能だ。
また、性能面においても他のUltrabookに劣らないスペックを誇る。XPS 12 プラチナ・タッチパネルモデルは、CPUがCore i7-4510U(2.0GHz)、メモリーが8GB、ストレージが256GB SSDで、タッチパネルの解像度はフルHD(1920 x 1080ドット)。家庭やビジネスなどの一般的な運用はもちろん、「ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン」や「ファンタシースターオンライン2」のような3Dオンラインゲームも設定次第で充分快適に遊ぶことができるだろう。1台で様々なシチュエーションに対応できる、非常にポテンシャルの高いUltrabookであると言える。