「わんダント」を装着して散歩にでかける
「わんダント」の本体は、幅46×奥行き12.5×高さ28.4mmで重量は電池込みで16g。同梱のホルダーにセットして、首輪やハーネスに装着して利用する。電池は、ボタン電池で4ヵ月程度利用できる。日々のデータは2週間分まで本体に記録できるので、最低でもその間にPCやスマホを使い、クラウドにデータをアップロードしよう。本体カラーはブルーとピンクの2種類から選べる。
装着すれば、それで準備完了。できれば、24時間装着してデータを取りたい。「わんダント」の説明書には、首の後ろにセットするようにと書いてあるので、そのように装着した。とはいえ、横にずれようが、首の前になろうが、データは正確に取れているようだった。
アップロードしたデータをチェックする
帰宅したら、「わんダント」のデータをスマホやPCでクラウドにアップロードする。その後、「わんダント」のホームページにログインしよう。歩数やぶるぶるの回数、温度などをチェックできる。さらに、食事やトイレ、体重をはじめ、写真や日記も登録可能。総合的な愛犬の情報管理に役立てよう。
例えば、今日はきっちり散歩したな、と感じたときが2万歩なら、それ以下の時は運動不足と言うこと。オモチャなどで積極的に遊んであげるか、翌日に取り返したい。
この時期は環境温度に問題はないが、夏は要注意。東京の昼間は暑さに弱い犬種にとっては苦しいところ。温度をチェックして高いようなら、早朝もしくは夕方以降に散歩の時間をずらしたい。
電池寿命は4ヵ月! 愛犬の健康管理をするなら要チェック
犬用の万歩計はたくさん発売されているが、リチウム電池(CR2032)1つで4ヵ月も動作してくれるのは頼もしい。ちなみに、電池の残量はPCやスマホで「わんダント」に接続し、「デバイスチェック」で確認できる。
「わんダント」があれば、愛犬の健康状態を常に把握できる。日々の運用も手間がかからないし、ぜひ活用したいデジタルアイテムだ。
次回
離れているペットの居場所や環境をチェック!
次回は、ドコモが提供している愛犬の居場所確認サービス「ペットフィット」を紹介する。万が一、犬が外に出てしまった時でも、GPSで現在位置を確認できるのだ。普段でも、会社からでも自宅の愛犬が寝ているのか動いているのか、どのくらいの気温の所にいるのかがわかる。今回紹介した「わんダント」と同様、歩数の計測も可能なスグレモノだ。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。
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