このページの本文へ

アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2014 第5回

知ったかできる自作パーツ基礎知識【PCケース編】

2014年05月04日 12時00分更新

文● 山県

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

2013年から2014年の最新PCケース事情
~Mini-ITX編~

 2013年から2014年にかけて非常に充実していたのがMini-ITX対応のPCケースだ。今までは、どちらかと言うとマニア向けの製品が多かったMini-ITXのカテゴリーだったが状況は一変。対応マザーボードの種類が飛躍的に増えたことも手伝い、実に多彩なデザインやスペックをもつMini-ITX対応ケースが多く発売された。セカンドPC用に1台組むには、最適な条件が揃っていると言える。それでは、注目モデルをチェックしよう。

Mini-ITXに対応したSilverStoneのHTPC向けPCケース「Milo SST-ML05B」。「AVラックや薄型テレビとの調和が取りやすい」をウリとするデザインがウリ(価格は2013年6月時点)

In Winから発売された11枚のアルミ製フレームで構成される「H-Frame」のMini-ITX版「HFrame mini」。サイドパネルは付属の強化ガラスに変更することも可能だ

電源標準搭載で価格約9000円というアルミ製の安価なMini-ITX対応ケース「MONOBOX ITX2S」。1.5mm厚のアルミパネルが採用し、SFX規格300W電源ユニットを標準装備する(価格は発売当時)

5インチベイを5基備えるLian-LiのMini-ITX対応アルミPCケース「PC-Q35B/A」。Mini-ITX対応マザーを搭載しつつ、フロント部分に5インチベイを5基搭載したPCケース。ファイルサーバーやNAS用途をメインに開発されたモデルだ

全5モデルと豊富なラインナップを揃えるJONSBO製キューブ型のMini-ITX対応PCケース「V6」シリーズ。電源ユニットは通常のATX電源(奥行き約150mmまで)、拡張スロットは2基、さらに奥行き約195mmまでのビデオカードを搭載可能だ

コンパクト筐体ながら、長さ210mmまでの2スロット占有ビデオカードが搭載できるほか、120mmサイズラジエーターも装着可能なクーラーマスター製のMini-ITX対応キューブ型PCケース「Elite 110 Cube」

やや変わり種。ASKTech製の組み立て式Thin Mini-ITX対応木製PCケース「Ripple Wooden DIY Case」などという製品もあった

SilverStoneのゲーミングPCケースブランド「RAVEN」シリーズ初のMini-ITXモデル「RVZ01」(型番:SST-RVZ01B)。搭載可能なビデオカードが13インチ(約33cm)とハイエンドモデルもサポートするほか、240mmサイズの水冷用ラジエーターも搭載可能

CORSAIR初のMini-ITX対応PCケース「Obsidian 250D」。トップは透明アクリルウィンドウ仕様。240mmラジエーターも搭載できる拡張性がウリで、ビデオカードは最長290mm、電源ユニットは標準的なATXモデルがマウント可能

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中