Windows ストアアプリや実行中のアプリがタスクバーにピン留め可能に
東芝8型タブ「VT484」は8.1 Updateでスタート/デスクトップ画面の操作性が向上
2014年05月12日 11時00分更新
Windows 8.1 Updateは、タブレットでも便利な機能が追加されていた
さっそくdynabook Tab VT484をWindows 8.1 Updateにアップデートしてみた。Windows 8.1 Updateは、Windows 8からだとスタート画面の「Windows ストアアプリ」から、Windows 8.1からだと「PC情報」内のWindows Updateからアップデート可能だ。しかし、アップデートできていても「PC情報」でOSを確認するとWindows 8.1のままなので、Windows 8.1 Updateの新機能が使えるかどうかで判断をしなければならなかった。
まず、注目したいのがデスクトップ画面のタスクバーにWindows ストアアプリがピン止めできるようになったことだ。アプリをダウンロードや更新する際にスタート画面にいちいち戻らなくていいのは大変便利だと感じた。また、使用中のアプリもタスクバーに表示できるので、アプリが起動しているかどうかが確認できるのもうれしい。
また、スタート画面右端に検索画面が表示され、すぐにアプリや設定を開けるようになった。Windows 8.1 Updateの変更点の1つで、スタート画面に電源ボタンを表示する機能が追加されたが、スリープ状態でもネットワークに接続してデータやアプリを更新する「InstantGo」が有効になっていると表示されない仕様になっている。Atom系マシン(CloverTrailとBayTrail)では、必ずInstantGoがオンになっているため、dynabook Tab VT484では電源ボタンのアイコンが表示されなかった。
さらに、アプリ版の「Internet Explorer 11」では、タブ/URL表示が可能になった。dynabook Tab VT484では、普通の画面ではURLが表示される部分が小さく、URLの変更や編集がしにくい。それに対しアプリ版Internet Explorer 11ではURLが大きく表示されるため、文字と文字の間をタップして部分的に変えることも容易にできた。画面の大きいデスクトップPCやノートPCでウェブサイトを閲覧する場合は主にブラウザーを使用していたが、タブレットの場合はアプリを使用した方が使いやすいと感じた。
Windows 8.1 Updateは、マウスの操作性を改善したことが大きな変更点ではあるが、もともとWindows 8.1からタッチ対応の機能にも考慮されたつくりになっているため、今回のアップデートでもタブレットに便利な機能もしっかりとあった。dynabook Tab VT484は、駆動時間が11時間と長く、動画やアプリを長時間操作してもある程度問題ない。Windows 8.1 Updateで、アプリやInternet Explorer 11が使いやすくなったので、外出先でもより使用しやすくなったのではないだろうか。
dynabook Tab VT484は、人気のため東芝ダイレクトでは長らく出荷のめどが立たない状態だったが、現在は注文が可能になっている。また、dynabook Tab VT484購入者を対象に、5980円相当のBluetoothキーボードをプレゼントするキャンペーンも実施している。キーボードがあればタブレットでの文章作成がかなりはかどるので、この機会に購入を検討してはどうだろうか。対象購入期間は5月18日まで、キャンペーン応募期間は5月23日までだ。