このページの本文へ

3年間でタブレット利用は3倍増、自宅でPC替わりに利用?

2014年04月30日 05時00分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 マイボイスコムは30日、4月1~5日に実施したタブレットに関する調査の結果を発表した。2012年の第1回、13年の第2回に続く第3回となる。

 タブレット端末の利用率は20.5%で、一昨年の7.1%、昨年の13.2%から右肩上がりで増加。逆に、タブレット端末を持っていない割合は一昨年の92.2%、昨年の85.9%から下がり今年は77.8%となった。

タブレット端末の利用率全体とおもなメーカー別の利用率(過去3回の調査結果と比較)

タブレット端末の利用率全体とおもなメーカー別の利用率(過去3回の調査結果と比較)

 タブレット端末の利用シーンは、「自宅でひとりでくつろぎながら」が73.6%で断トツのトップとなり、以下、「時間つぶし」「自宅で、家族と過ごすときに」「自宅のベッドや布団」「自宅で、テレビやDVDなどを見ながら」「電車やバス、車など、交通機関利用中に」などが2~3割で続いている。

 タブレット端末で利用している機能・サービスは、「ウェブサイトの利用」が71%で最多となり、「メール」「動画の視聴」が各4~5割、「写真・画像の閲覧」「地図・GPS」「ソーシャルメディア」「ゲーム」「ショッピング」「音楽を聴く」が各2~3割で続く。男女別の特徴として、「レシピサイト・アプリの利用」は女性が男性を約25ポイント上回った。

 同調査では、「スマホはメール・ネット・電話を使い、タブレット端末を購入したら、読書・映画・DVDなどの視聴に使いたい」や「タブレットをキーボードと接続し、また、マウスやUSBを接続するなどし、パソコンとして使いたい」といったコメントが寄せられている。家を出たらスマホを利用し、家ではパソコン代わりにタブレット端末を利用する意向がみられる。

■関連サイト

ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中