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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第41回

今は無料! Facebookが買収したライフログアプリ「Moves」を徹底解説

2014年05月01日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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過去のライフログを参照する

 情報表示部分をタップすると、歩数やカロリー、移動時間といった単位が切り替わる。左にスライドすれば、前日のデータを表示できる。さらに、下にスライドすると、カレンダー表示になり、過去のデータにアクセスできる。

サークルをタップすると、歩数やカロリーなどの表示が切り替わる

左にスライドすると前日のデータが表示できる

下にスライドすると過去のデータを表示できる。表示したい日付をタップしよう。元の画面に戻るには「今日」をタップする

ライフログのデータを共有・エクスポートする

 Movesのデータを共有したり、エクスポートすることもできる。Gmailに送って記録を残したり、一緒に過ごした人にアクティビティーログとして送るのもいい。エクスポート機能では、CSVのほか、GPXやKML、JSONといった形式に出力できる。このデータをほかのアプリで読み込むと、その日の移動記録を利用できる。例えば、Googleマップに取り込んで移動ルートを地図上で開いたり、一眼レフの写真に位置データを埋め込んだりできるのだ。

メニューから「シェア」を開き、サマリーなどを画像として保存・共有できる

サマリー・バブルは歩数などのデータのみ

サマリーとストーリーラインを選ぶと、その日のアクティビティーがすべて画像として保存される

エクスポートするには、設定から「アカウント」を開き、「データをエクスポート」をタップする

URLをタップするとブラウザーが開く

Movesに登録したアカウントでサインインする

「Download」をタップする

zipファイルが表示される。利用できるアプリに転送しよう

zipファイルを解凍すると、各種形式に対応したデータが利用できる

PCからホームページにサインインしても同じデータをダウンロードできる

 以上が、Movesの説明書となる。シンプルながらも過不足なくアクティビティーログを取れるのが魅力的。4月の初旬にアップデートされ、ログをエクスポートできるようになったのも見逃せない。手間をかけずにライフログを取りたいと考えているなら、無料になったMovesを試してみてはいかがだろうか。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


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