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ヤマダ電機の会員750万人を自店へ導くO2Oアプリが登場

2014年04月29日 17時00分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 ダイレクトマーケテイング支援事業を展開するピアラはヤマダ電機との協業で、ヤマダモバイルアプリのメルマガ登録会員を加盟店の実店舗へと導くO2Oプロモーションとしてクーポンアプリサービス「ヤマダdeクーポン」を発表。5月29日からのリリースに向けて、加盟店の募集を開始した。

ヤマダdeクーポン

 同アプリは、ヤマダモバイルアプリのメルマガ登録会員向けにクーポンを配信できるというもの。ユーザーがクーポンを利用するとクーポンの割引等を受けられるほか、同時にヤマダポイントももらえるため、クーポン利用を促進する施策となる。

ヤマダdeクーポン

カテゴリー別の利用料金

 加盟店は、現時点で約750万人にのぼるヤマダモバイルアプリのメルマガ登録会員を実店舗へ来店させるチャンスを得る。加盟店の業種例としては、居酒屋やカラオケ、ネイルサロン、ヨガ・ピラティス、旅行代理店などが挙げられるという。

 同アプリのクーポン配信にあたって初期導入費用や固定費用などはいっさいなく、完全成果報酬型。クーポンのダウンロード成果やウェブ予約の成果、来店による成果によってそれぞれ成果報酬単価(入札単価)が設定されており、ユーザーに付与するヤマダポイントの値は自由に設定可能。ヤマダポイント費用は付与ポイントと手数料の合計だ。

 ヤマダ電機は、他のさまざまな加盟店で使えるクーポンを新たに配信することで、ユーザーに対してメルマガ登録会員への入会を促すことも可能。アプリの提供を開始する翌日の5月30日からは大規模な告知を行う予定で、メルマガの認知度アップと会員数の増大を図る。会員数が現在の約750万人から増えれば、それだけ加盟店にとっても来店の見込み客数が多くなるため、ヤマダ電機と加盟店はウィン-ウィンの関係だ。


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