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アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2014 第2回

知ったかできる自作パーツ基礎知識【マザーボード編】

2014年04月30日 12時00分更新

文● 山県

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2013年から2014年の最新マザーボード事情
~AMD編~

 次にAMD製の最新マザーボード事情についてみていこう。現在店頭で購入できるソケットタイプは以下の3種類。“Kaveri”が使える「Socket FM2+」、“Kabini”が使える「Socket AM1」、そして従来のメインストリームである「Socket AM3+」だ。

「Socket FM2」対応の“Richland”も使える「Socket FM2+」。見分け方は簡単。ブラックカラーのソケットなら「Socket FM2+」だ

 CPU/APU編でもお伝えした通り、これからAMDプラットフォームで新規にPCを組むなら、“Kaveri”が使える「Socket FM2+」がオススメだ。強力な内蔵グラフィック機能を使ってもよし、PCI Express 3.0をサポートするためハイエンドなRadeonシリーズを搭載してもよしと拡張性にも事欠かない。

 “Kabini”が使える「AM1」は、比較的簡単な作業がメインのセカンドPCに最適。マザーボードは、チップセットが不要なため非常に安い。ゆえにトータルコストも安く抑えられるのも魅力で、余ったパーツをうまく流用しながらPCを組むのもいいだろう。

“Kaveri”が使えるオススメ
「Socket FM2+」対応マザーボード

Kaveri対応のハイエンドATXモデル「Fatal1ty FM2A88X+ Killer」。ゲーマー向けらしくLANにはKiller E2200を採用するほかマルチGPUもOKな1枚

Kaveri対応のMini-ITXモデルでは発売当初より人気の「FM2A88X-ITX+」。内蔵GPU機能をフルに生かしたPCには欠かせない1枚だ

GIGABYTEゲーミングマザーボード「G1-Killer」シリーズ属する「G1.Sniper A88X」。「AMD A88X」採用のATXモデルでRadeonの追加増設でハイエンドゲームPCも構築可能だ

IEEE802.11ac対応の無線LANモジュールの標準搭載や、PCの電源がオフでもスマートフォンの急速充電が可能な「ON/OFF Charge」機能のサポートなどが充実しているGIGABYTEのMini-ITXモデル「GA-F2A88XN-WIFI」

最近発売されたばかりのMicro ATXモデル「A88XM GAMING」。非常に売れている1枚で、アキバ店員の中にも愛用者は多いバランスのとれた製品だ

ASUSにこだわるならMicro ATX対応の「A88XM-PLUS」がオススメ。クセのない仕様は万人向けだ

“Kabini”が使えるオススメ
「Socket AM1」対応マザーボード

価格は高めながらACアダプター駆動にも対応するため、一番人気の売れ行きを見せるASRock「AM1H-ITX」。まさに“Kabini”らしい1台が組める

4000円で購入できるMSIのMini-ITX対応モデル「AM1I」。APUとセットで1万円以下に抑えることも可能だ

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