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アスキー・ジャンク部リターンズ 第51回

最強の1本を探せ! 2013~2014年のエナドリベスト3!

2014年05月03日 18時00分更新

文● アスキー・ジャンク部リターンズ

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エナドリ番長 スピーディー末岡のベスト3

 ここではジャンク部のふたりが独断と偏見で選んだエナドリベスト3を紹介する。色やエナジー度などを5段階で評価した。★が多ければ多いほど高評価だということだ。

フルーティーで爽やかな味わい
3位 Monster Assault

 今年2月末のスペイン出張に行ったときに飲んだもの。Monsterシリーズは基本的に世界中で売っているので、スペイン産エナドリというわけではない。しかし、国によってややラインナップが違うようだ。このAssaultも日本では売っていない。

 肝心の味はフルーティーなコーラと言ったところ。そんなに炭酸が強くないので飲みやすかったのも印象深い。とはいえ、チェリーコークが苦手な人にはオススメできない。なんで名前がAssaultなのかはわからないが、あまりエナドリっぽさを感じずに飲めるだろう。逆にエナドリマニアには物足りなさが残るかもしれない。

 日本では未発売だが、一般人でも入れる米軍基地のお祭りに行くと、本場アメリカのMonsterラインナップがずらり勢揃いしていることもあるので、手に入れるチャンスがないわけではない(中にはコーヒー味もある)。ぜひMonsterをコンプリートしてほしい。というのはともかくとして、この量(500ml)は日本人には多すぎる。缶ビールか!

・色:★★★★★
・ケミカル度:★★★
・デザイン:★★★
・エナジー度:★★★
・テイスト(味):★★★★★

カフェイン×カフェインで超強力目覚まし!
2位 ワンダ パワーブレンドコーヒー

 エナジードリンクといえば、カフェインが投入されており、目がギンギンになる効果がある。しかし、カフェインの代表格といえばやっぱりコーヒー。そのコーヒーとエナドリが融合したって言うんだから、目が醒めないわけがない! カフェイン+カフェインはどうなのか!? と思って飲んでみたのだが、普通のミルクコーヒーって感じであまりエナジー臭はナシ。炭酸もないので、飲みやすいのだが……。驚くべきはそのカフェイン量。なんと、100gあたり約90mg、1缶で約230mgものカフェインが含まれているのだ! 「ワンダ モーニングショット」が100gあたり約70mg、Red Bull(250ml缶)で約80mgだということを考えると、なかなか驚きの数値である

 眠気覚ましのために、何本も苦いブラックコーヒーを飲むのなら、コーヒー牛乳ライクにグビグビ飲めるこのワンダ パワーブレンドコーヒーを1本飲んだほうが、よっぽどコスパがいいだろう。ちなみに、アルギニンも300mg入っているので、眠気だけでなく頭もシャッキリする。エナドリ界のダークホースとしてオススメしたい。

・色:★★★
・ケミカル度:★★
・デザイン:★★★
・エナジー度:★★★★★
・テイスト(味):★★★★★

格闘技と同じハイブリッドエナドリ
1位 パンクラスエナジー

 パンクラスといえば船木誠勝! 鈴木みのる! カール・ゴッチ! といったところで知識が止まっているスピーディー末岡だが、これは名前からして効きそうだと感じていた。実際飲んでみたら、炭酸弱めで口当たり良く、かつ効いてる気がする。パンクラスという格闘技団体の名を冠していることもあり、カロリーゼロ、糖質ゼロ、脂質ゼロとなんとなくヘルシーなのかな、と思わせられる。

 味自体はカロリーフリー系飲料だけあって、残念ながら人工甘味料の味がちょっと強いが、エナドリ臭もそんなにしないので、グイグイ飲める。色はRed Bull系の黄色。

 カフェインは1缶あたり160mgと、かなり多い。カロリーなどに気をつかいつつも、カフェインを摂取したいときにオススメしたい。また、国産エナドリなのもポイントが高い。Red BullやMonsterを相手に、メイドインジャパンのエナドリで戦ってほしいところ。個人的には今年(現段階で)ナンバーワン。

・色:★★★
・ケミカル度:★★★★★
・デザイン:★★★★
・エナジー度:★★★★★
・テイスト(味):★★★★

打倒Red Bull! 国産エナドリに期待!
スピーディー末岡的エナドリ総評

 曹豹……いや総評だが、ここ数年さまざまなエナドリがリリースされているものの、やはり元祖エナドリのRed Bullの牙城を崩すことが容易くないな、と。味、飲みやすさ、エナジーさ、そして量と、すべてにおいてRed Bullが一番バランスが取れている。昨年からいろんなエナドリを飲んで来たが、味にパンチ効き過ぎていたり、匂いがキツかったり、なんといっても量が多すぎたりと、なかなか満足のいくモノがなかった。Monsterはエナジー感、ケミカル感が強いので結構効きそうなのだが、いかんせん量が多いので過剰摂取が心配される。あと、お腹がちゃぽんちゃぽんになる。

 そんなバランスがいいRed Bullだが、実は日本国内で流通しているのは本場のオーストリア産ではなくて、いわゆる日本仕様に飲みやすくチューニングされたもの(タウリンが入っていない)。成分がかなり抑えられているのである。これは、Driveを始めとする海外産エナドリすべてに言えること。

 そんな中、台頭してきたのが日本産のエナドリ。その中でも、全体のバランスでRed Bullに対抗できるのはパンクラスエナジーだと判断した。ちょっと人工甘味料の味が強いものの、カロリーゼロでシュガーフリー、カフェイン160g、アルギニン300mgとエナドリ成分が多めだ。SAMURIDEも個人的には好みなのだが、八角の味が強烈なので好き嫌いが出るだろう。後述するコジマも挙げているが、青いburnこと、burn REFRESH ENERGYもなかなか美味しく飲めた。ただ、ジュースっぽさが強く、エナジー感が弱いのが残念。

 海外でもローカルなエナドリが増えてきているので、日本もどんどんオリジナルエナドリを開発してほしい。日本からRed Bullを打倒できるエナドリが出るのはいつの日か!?

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