ローパスレスなミラーレス「α7R」を大解剖!
第1回
仕上がり具合は最高の一言!
フルサイズ3600万画素でローパスレス!ソニー「α7R」の基本性能をチェック
2014年04月28日 20時00分更新
文● 周防克弥
本体の紹介だけで終わりそうなので少しはサンプルを
今回一緒に使用したレンズは「SEL35F28Z」35mm/F2.8の単焦点レンズ。ゾナーブランドを持つツァイスのレンズだ。ちょっと広めのレンズで軽くてコンパクトでスナップ向きなレンズだ。
レンズ「SEL35F28Z」35mm/F2.8の単焦点レンズ。絞り開放のF2.8でISO感度100固定、オートホワイトバランス、絞り優先オートで撮影。広角レンズに属するとはいえ、開放値ではさすがに被写界深度は浅い
レンズ「SEL35F28Z」35mm/F2.8の単焦点レンズ。絞り開放のF5.6でISO感度100固定、オートホワイトバランス、絞り優先オートで撮影。絞りすぎると解像力が落ちるので解像力重視にするならあまり絞らないほうがよい。驚くほどのシャープネスと解像力。エッジの破綻がまったくない、高精細な写真が撮れる
レンズ「SEL35F28Z」35mm/F2.8の単焦点レンズ。絞り開放のF11でISO感度100固定、オートホワイトバランス、絞り優先オートで撮影。被写体の距離が近いのである程度の被写界深度が欲しく少し絞った。逆光状態だが、シャドー部の中にもちゃん淡い色のグラデーションが再現されている。階調も広い
35mm判フルサイズだとさすがに被写界深度が浅くコンデジやミラーレス機感覚で撮影しているとすぐにピンぼけになってしまうが、やはり仕上がり具合は最高の一言だ。次回以降は「α7R」の高画質を堪能していこうと思う。