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神奈川データセンターから提供、ハウジングサーバーとの密連携も

「NEC Cloud IaaS」低価格/高性能の2タイプで提供スタート

2014年04月25日 17時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 NECは4月28日から、クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」を提供開始する。今年1月に開設した「NEC神奈川データセンター」を活用し、スタンダード、ハイアベイラビリティの2種類のサービスを提供する。

 NECでは、昨年9月にNEC Cloud IaaSを発表し(関連記事)、同サービスの提供基盤として今年1月に神奈川データセンターを開設した(関連記事)

NEC Cloud IaaSの全体像。

 Cloud IaaSスタンダード(STD)サービスでは「国内トップクラスのコストパフォーマンス」(発表より)を実現する。「OpenStack」などのオープンソースソフトウェアを全面採用したほか、1ラックあたり700サーバーが収容できる新開発の省電力/高集積サーバーを導入。また、NEC中央研究所が開発した「相変化冷却方式」(関連記事)によるサーバー冷却装置を導入し、冷却電力は1ラックあたり約30%削減されたという。

 Cloud IaaSハイアベイラビリティ(HA)サービスでは、「WebSAM」や「Expressサーバー」など基幹業務での実績を持つNEC製品を採用し、高性能/高信頼なサービスを提供する。使用するCPUコア数やメモリ容量は柔軟に拡張できるため、処理量の変動に応じてきめ細かな性能変更が可能。

NEC Cloud IaaSのスタンダード/ハイアベイラビリティサービス

 STDサービスやHAサービス、さらにNEC神奈川データセンターで提供するハウジングサービスは密連携ができるようになっており、顧客システム全体を容易にクラウド環境へ移行できる。また、オンプレミスシステムや他のIaaSも併せて統合管理できるセルフサービスポータルも提供される。

NEC Cloud IaaSサービスのオプション一覧。物理サーバー、各種マネージドサービスなどの提供も受けられる

 NECでは今後、Cloud IaaSにおけるシステム構成の設計パターン集や、性能評価シミュレーションに基づく構成自動化ツールとの連携を行い、システム構成検討の容易化や最適化を図るとしている。

 最小構成時の月額料金(税抜)は、STDサービス(1.4NCU、1vCPU、4GBメモリ、100GBシステムディスク)が6700円から、HAサービス(2NCU、2vCPU、2GBメモリ、100GBシステムディスク)が1万900円から。なおNCUは、CPU性能を表すNEC独自の指標で、1NCUはXeon 1コア(2013年基準)の4分の1に相当する。

 NECでは、本サービスを含むクラウド基盤事業について、2017年度に1,200億円の売上を目指すとしている。

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