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アプリ開発者を評価する「スマ検」、クラウドワークスが採用

2014年04月25日 05時38分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を事業展開するクラウドワークスは24日、スマホアプリ開発の仕事と技術者をマッチングさせるサービスにおいて、スマホアプリ開発者のスキルを可視化する際に「スマ検」を採用すると発表した。

 「スマ検」は、iOSとAndroid OS向けの「スマートフォンアプリ開発技術検定試験」。日本トップレベルのアプリ開発エンジニアたちの監修のもと、プログラミング言語の習得度やアプリ作成能力、アプリをリリースする能力など、エンジニアの能力を評価する。D2CとGクラウドが主幹となって運営する。

 クラウドワークスは、アプリ開発やホームページ制作、デザイン、ライティングなどの分野で仕事の発注者と受注者をサイト上でマッチングさせるサービス。2012年3月にベータ版サービスを開始して以降、4月までの累計発注社数は約2万8000社に増加。登録された仕事の予算総額は84億円を突破し、月間流通総額は20倍以上に成長している。会員登録も15万名を超える。

「スマ検」の資格内容

「スマ検」の資格内容

 「スマ検」はアプリ開発者の技術を可視化して一定評価できるため、クラウドワークスでは、会員登録するアプリ開発エンジニアに「スマ検」の利用を促進し、スマホ開発の発注者とのマッチングをよりスムーズにすること目指す。6月をめどに同検定で上位スコアを記録したエンジニアのプロフィールに「スマ検」のスコア認定証を表示するといった施策を実施するという。スマホアプリ開発エンジニアの人材市場が活性化しそうだ。

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