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性能も使いやすさも向上したHPのハイエンドストレージ

年間31.5秒!99.9999%の可用性を実現する「HP XP7」

2014年04月25日 14時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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4月24日、日本ヒューレット・パッカードはハイエンドストレージである「HP XP7 Storage」(以下、XP7)を発表した。年間31.5秒のダウンタイムとなる99.9999%という高い可用性だけではなく、仮想化やオンラインデータマイグレーション、DR、セキュリティなど、さまざまな機能強化を盛り込んだ。

高い可用性とディザスターリカバリ機能を搭載

 ミッションクリティカル向けのハイエンドストレージであるXP7は、クラウド型のデータセンターをカバーする「3PAR StoreServ」に対して、高信頼性を最優先する従来型のデータセンターでの利用を前提としたディスクアレイ装置。製品の説明を行なった米HP エンタープライズグループ HPストレージ データセンター・デベロップメント・ユニット バイスプレジデント クリス・パワーズ氏は、「(3PARがカバーする)クラウド型の需要が大幅に伸びているが、ミッションクリティカルでの需要が減ることはない」と述べ、引き続き強化を続ける領域であることをアピールした。

米HP エンタープライズグループ HPストレージ データセンター・デベロップメント・ユニット バイスプレジデント クリス・パワーズ氏

 今回発表されたXP7においては、現行モデルの「HP XP P9500」と同等の99.9999%という高い可用性を実現するほか、コントローラーの向上とフラッシュの最適化により、性能面で3倍以上の向上を実現した。その他、電力や冷却コスト、設置面積も削減した。

HP XP7 Storageの外観

 機能面ではデータ保護や災害対策の機能が充実している。オンラインデータマイグレーションやレプリケーションなどの機能のほか、FIPS 140-2に準拠した暗号化やアクセス制御なども可能になっている。同社では大がかりなオンラインマイグレーションを実証すべく、「NonStop、HP-UX、OpenVMS、Linux、Windowsなどをホストが動く2つのデータセンターを作り、両者でレプリケーションを行なった。一方のデータセンターがなくなっても、数分単位でマイグレーションできることが証明できた」(パワーズ氏)。

 また、マルチアレイの仮想化機能を搭載し、複数の物理XPを1つの仮想XPアレイとして扱うことができる。「ただ管理を一元化しただけではない。複数のアレイをリダイレクトやリソースの配分も自由にでき、単一のワークロードのように扱える」という。なお、マルチアレイバーチャリぜーションは2014年夏以降、順次提供予定となっている。その他、シンプロビジョニング、外部ストレージ仮想化機能、自動階層化による管理・運用に役立つ機能も搭載する。

 最小構成価格は6899万円(税抜)となる。

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