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Windows Storage Server 2012 R2搭載で多彩な機能を実現

ヴァイオリン・メモリー、Windows搭載のオールフラッシュアレイ

2014年04月24日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月23日、ヴァイオリン・メモリーは、マイクロソフトと共同開発された「Windows Flash Array」の出荷を開始した。Windows Storage Server 2012 R2を搭載した初のエンタープライズレベルのオールフラッシュアレイを謳う。

マイクロソフトと共同開発されたヴァイオリン・メモリーの「Windows Flash Array」

 WFAは、Windows Storage Server 2012 R2とヴァイオリン・メモリーのハードウェアとソフトウェアを統合し、企業やクラウドのエンドユーザーに高い性能を提供するという。WFAのRDMAによるSMBダイレクトによって、外部ストレージとの接続性を向上。マイクロソフトのテストによると、SMBダイレクトによりCPUの負荷を最大30%削減した。

 機能面ではWindows Storage Server 2012 R2のシンプロビジョニング、重複排除、暗号化、スナップショットなど実績のあるストレージ機能を搭載。また、フェールオーバークラスタリングによる高い可用性を実現しているほか、高機能なWindows Serverの管理ツールが利用できる。

 SQL Server搭載WFAのベータテストでは、FibreChannelで接続された一般的なオールフラッシュアレイに比べて、WFAは2倍の書き込み速度と1.5倍の読み込み速度の向上が確認できたとのこと。また、Hyper-V環境下において書き込み速度も40%向上したという。

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