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スマホで始める「音楽アプリ部」 第43回

チップチューンからエレクトロニカにまで使えそう

8bit音が青春だった人なら胸キュンのアプリ「I am Synth」

2014年04月26日 12時00分更新

文● ノッツ

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ポップなインターフェースながら
音作りに気軽に挑戦できるのです

起動してすぐの画面。まさにシンプル! かわいい! こわくない! 子供も嬉々として触りそうなポップさです

ノッツ 起動してみたら、これはすっごくポップなインターフェースですね! 僕のAndroidに入ってるアプリで1、2を争うほどのポップさ・シンプルさじゃないでしょうか。しかも操作のパラメーターに応じて表示アイコンがわかりやすく変わりますから、説明を聞かずともなんとなく操作がわかります! このとっつきやすさはすごいですね。

アンぽん いきなり触りまくっているノッツさんですが、ヘルプとして一番右上の「i」マークをタップすれば、操作説明の画面が現れます。

操作説明画面。シンプルなインターフェースながら、シンセサイザーの基本機能は全て入っています

ノッツ ふむふむ……。上のアイコンが、オシレーター、ローパスフィルター、ピッチ用LFO、音量用エンベロープのアタック/リリース、ディレイ、そしてボリューム……。これらのパラメーターで音を作って、下の鍵盤で演奏するわけですね。

アンぽん 音の実際の変化ですが、本家のデモ映像が一番わかりやすいと思うので、読者の皆さんはこちらを見てみてください。動画ではiPhoneでの操作になっていますが、機能的にはAndroidも一緒です。

ノッツ オシレーターのところをタップすればサイン波、のこぎり波、矩形波、ノイズと、順繰りに音が変わりますね。やっぱりファミコン好きとしては矩形波がたまらない感じなんですが……ノイズ! これいいですね!

アンぽん あ、ノイズを演奏するのであれば、シェイクしてリボンコントローラーモードにした方がいいかもしれません。

実機を振ってシェイクすると、鍵盤モードからリボンコントローラーモードに。思う存分スライドしまくりましょう!

ノッツ おお……! ノイズにして、リボンコントローラーの左から右へしゃくりあげる感じで指をスライドさせると……! この音、あれだ……ファミコンの『ドラゴンクエストIII』の「いてつくはどう」っぽい!

アンぽん なんだか勝手に盛り上がっちゃってますが……。このアプリでの地味にアツいポイントとして! ディレイ機能に注目してください。ディレイのアイコンをタップして、そのままぐいっと右上にスライドし、ディレイタイムとフィードバックを全開にすれば、最大2秒のルーパーとして機能するんです。

ノッツ 要するに、どんどん音を重ねていくことができるわけですね!

アンぽん これもルーパーを活用して演奏している公式のデモ映像がわかりやすいです。2つも用意されているので、ぜひ見てください。

ノッツ すごい! これだけで、十分に曲として成り立ってるじゃないですか! 即興演奏用の機材としてもかなり戦力になるんじゃないかな……。マネして操作してみよう。いやあ、延々と触ってしまいますね、これ。

アンぽん どうでしたか? ファミコン的な音を楽しめただけでなく、シンセの音作りに気軽に挑戦できるアプリでしょう? 触りながら、いろいろ学べたんじゃないでしょうか。

ノッツ がんばって自分が好きな音を作ってみるくらいハマりました。今まではどうもシンセの音作りに苦手意識があったんですけれど、これならずっと触っていられますね。ツマミが多くて尻込みしてた他のシンセアプリやプラグインも、この操作の延長・発展形なんだと思えば、ポジティブに向き合えそうです!

シンセの音作りに馴染みがない筆者が作ってみた、個人的に好きな音。延々と触り続けていたいくらい、操作感も音も気持ちがいいです

アンぽん それはよかった。では次にできる新曲のアレンジでは、こういうサウンドのシンセが大体的に使われているかもしれないですね!

ノッツ そうなんですが、曲自体ができていないとアレンジができないので……。まずは原稿の合間に作曲をするようにしないと……むずかしいな……どうすればいいんだ……わからない……気分転換にFFIIIやろう……。

アンぽん まず原稿に取りかかって早めに仕上げればいいだろ! そんなシンプルなことに、なぜこの人は気がつかないのか! それでは、今回はこのへんで……。

ノッツ

著者近影

 地元の工場で働きつつ自宅録音ひとりバンドKNOTSとして音楽活動をしていたが、宅配ピザ屋すらない田舎っぷりに限界を感じて上京。ピザを食べながら東京で音楽活動を本格化させると思いきや、なぜか最近マンガやイラストでの活動が主になっている。マンガは現在、音楽誌サウンド・デザイナー『たくろくガールズ』、まんがタイムきららMAX『ソラミちゃんの唄』、月刊IKKI『SONGBOOK』を連載中。単行本は『クルミくん NO FUTURE』『ソラミちゃんの唄(1)』が発売中。

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