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T教授の「戦略的衝動買い」 第291回

自宅のWi-Fiゾーンを拡大する「忠継大王」を計画買い!

2014年04月23日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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設定はコンセントに差してWPSで接続するだけ

忠実に無線LAN環境を遠くまでデリバリーしてくれる“忠犬”イメージのパッケージ

忠実に無線LAN環境を遠くまでデリバリーしてくれる“忠犬”イメージのパッケージ

ジョークのようなデザインの忠継大王

本体もジョークのようなデザインの忠継大王

同梱物は忠継大王の本体とかんたん設定ガイドだけ

同梱物は忠継大王の本体とかんたん設定ガイドだけ

忠継大王の背面には壁面ACコンセントへの直差しができるACプラグのみ

忠継大王の背面には壁面ACコンセントへの直差しができるACプラグのみ

 問題を解決するために、ここで今回のテーマである忠継大王の出番となる。表面に“忠犬”のイメージである犬のイラストが描かれた忠継大王の背面には、ACプラグが取り付けられており、自宅内の任意の壁面コンセント直付でWi-Fi電波の弱いゾーンにWi-Fiルーターの電波を中継することができる。

忠継大王の表面はワンコの目の部分にあたるACコンセント、下部に状況表示のための7個のLEDランプ、かんたん設定のためのWPSスイッチ(左端)が備えられている

忠継大王の表面には、ワンコの目の部分にあたるACコンセント、下部に状況表示のための7個のLEDランプ、かんたん設定のためのWPSスイッチ(左端)が備えられている

 忠継大王の表面にはパススルー型のコンセント(犬の目の部分)が用意されているので、忠継大王が壁面コンセントを専有使用しても、壁面コンセントにはロスのない便利なアイデアだ。

 効果的に活用するための設定準備も極めてシンプルでユーザーフレンドリーだ。親機となるWi-Fiルーターと忠継大王とを連携させる初期設定だけは、すでに活用中のWi-Fiルーターのそばで行なう必要がある。実際にはWi-Fiルーターを設置している同じ部屋で行なえば問題ないだろう。

まずはACコンセントに差して緑色のLEDが点灯するのを待つ

まずはACコンセントに差して緑色のLEDが点灯するのを待つ

次に既設のWi-FiルーターのWPSボタンを押す。NECのATERMを使用している筆者は「らくらくスタート」ボタンを押した

次に既設のWi-FiルーターのWPSボタンを押す。NECのATERMを使用している筆者は「らくらくスタート」ボタンを押した

続いて忠継大王のWPSボタンを1秒以上押す

続いて忠継大王のWPSボタンを1秒以上押す

既設のWi-Fiルーターと忠継大王はお互いにコミュニケーションがはじまる

既設のWi-Fiルーターと忠継大王はお互いにコミュニケーションがはじまる

忠継大王が既設のWi-Fiルーターを見つけ、両者が確実にリンクするとすべてのLEDランプが点灯する。これで設定は完了だ

忠継大王が既設のWi-Fiルーターを見つけ、両者が確実にリンクするとすべてのLEDランプが点灯する。これで設定は完了だ

 付属の「かんたん設定ガイド」に記述された設定準備はたったの3ステップ。まず最寄りのコンセントに忠継大王を差し、電源オンして緑色のLEDが点灯するまで待つ。

 2番目のステップは、設置済みのWi-FiルーターのWPSボタンを押し、続いて忠継大王のWPSボタンを1秒以上押す。するとWi-Fiルーターと忠継大王はしばらく自動的に交信して、忠継大王に取り付けられている青いLEDが点灯する。これで自室のWi-Fiルーターと忠継大王が無事に連携した。

忠継大王を設定のために差したコンセントから抜き、目的の任意の壁面コンセントに差し直す

忠継大王を設定のために差したコンセントから抜き、目的の任意の壁面コンセントに差し直す

忠継大王をACコンセントに差すと、自動的に起動し、親機である既設のWi-Fiルーターを探しあて、自動的にリンクして中継作動する

忠継大王をACコンセントに差すと、自動的に起動し、親機である既設のWi-Fiルーターを探しあて、自動的にリンクして中継作動する

既設のWi-Fiルーターと少し距離が離れているので、左側3個のブルーのLEDは2個だけが点灯中。当たり前だが、このLEDが3つとも全部点灯するなら忠継大王の存在意義はないことになる。1個しか点灯しないくらいの時が存在意義は最大かも

既設のWi-Fiルーターと少し距離が離れているので、左側3個のブルーのLEDは2個だけが点灯中。当たり前だが、このLEDが3つとも全部点灯するなら忠継大王の存在意義はないことになる。1個しか点灯しないくらいの時が存在意義は最大かも

忠継大王の表面コンセントはこんな風にも使える

忠継大王の表面コンセントはこんな風にも使える

もちろん、USB/ACアダプターを併用すればスマホやタブレットの充電も可能

もちろん、USB/ACアダプターを併用すればスマホやタブレットの充電も可能

 最後に、忠継大王をコンセントから抜き取り、実際に忠継大王を中継点にあたるどこかの壁面コンセントにプラグインする。筆者の場合は、スマホと前述のWi-Fi Analyzerなどの組み合わせを電波強度テスターとして使い、何ヵ所かでWi-Fi電波の強度を測定。忠継大王の設置場所を決定した。

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