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T教授の「戦略的衝動買い」 第291回

自宅のWi-Fiゾーンを拡大する「忠継大王」を計画買い!

2014年04月23日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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劇的な改善! ダウンロード速度は約5倍に!!

Wi-Fi Analyzerでの中継大王の導入前(左)、導入後(右)の感度比較

Wi-Fi Analyzerでの中継大王の導入前(左)、導入後(右)の感度比較

忠継大王を導入後、テラスにてスマホでWi-Fi電波の強度をチェックしたが、悪い時でも扇型のレベルは3、時にはバリ4の時もあった

忠継大王を導入後、テラスにてスマホでWi-Fi電波の強度をチェックしたが、悪い時でも扇型のレベルは3、時にはバリ4の時もあった

Wi-Fi Analyzerでの測定結果もマイナス35dB近い好感度

Wi-Fi Analyzerでの測定結果もマイナス35dB近い好感度

「スピードテスト」によるダウンロード、アップロード比較。赤枠が忠継大王導入前、青枠が忠継大王導入後のデータ

「スピードテスト」によるダウンロード、アップロード比較。赤枠が忠継大王導入前、青枠が忠継大王導入後のデータ

 これからの季節、テラスでのネット利用を考えてWi-Fi電波強度の改善が目標であったが、結果としてその目標は完璧にクリアされた。Wi-Fiルーターだけの時は、マイナス70dB近かった電波強度はマイナス35dBまで改善された。

 そして、ベンチマークテストアプリである「スピードテスト」で忠継大王の設置前と設置後を比較してみたところ、ダウンロードパフォーマンスは5回測定した平均で、2.6Mb/s(上の一番右の画面の赤枠)→10.38Mb/s(同じく青枠)に向上し、アップロードパフォーマンスも、5.1Mb/s(同赤枠)→7.8Mb/s(同青枠)に向上した。

 筆者のケースでは、もともと既存のWi-Fiルーターだけでは電波の弱いテラスなどでの通信環境改善を目指した。今回は、設置した忠継大王が極めて功を奏し、ベンチマークの結果にも大きな貢献をしたと考えられる。

 しかし、忠継大王は、スループットの増大を実現するための加速機器ではないということを十分理解しておく必要はあるだろう。

 昨今流行のスマホの“テザリング”と同様、片側で既設のWi-Fiルーターと無線通信しながら、もう一方でスマホやタブレットなどのモバイル機器とWi-Fi通信を行なう“中継機器”なので、その両作業の負荷によって転送パフォーマンスは逆に低下する可能性も高い。

簡単に弱電波ゾーンをなくせる“無線延長ケーブル”

忠継大王は、スマホWi-Fi時代における貴重な電波を自宅環境の隅々までデリバリーしてくれる「無線延長ケーブル」だ

忠継大王は、スマホWi-Fi時代における貴重な電波を自宅環境の隅々までデリバリーしてくれる「無線延長ケーブル」だ

 忠継大王は、あくまで、電波の届きにくいWi-Fiルーターから離れたテラスやガレージ、2階の部屋などのWi-Fi通信環境を改善するための超便利アイテムだ。自分のスマホやタブレットなどを電波強度測定のテスターとして使い、簡単にその必要性を検証可能だ。

 オフィスや自宅などでも、既設のWi-Fiルーターだけではカバーし切れない弱電波ゾーンは必ず存在する。

 忠継大王はそういう環境でも、たった“3ステップのかんたん設定”で自宅の周囲を含む隅々までWi-Fi電波をデリバリーしてくれる“無線延長ケーブル”の様な存在なのだ。

プラネックスコミュニケーションズより、忠継大王(MZK-EX300NP)と一部無線LAN機器との接続がうまくいかないケースがある旨の連絡を受けました。対処法につきましては、WPS設定が失敗した場合はこちら、忠継大王へPSPを接続する方法はこちらをそれぞれご参照ください(2014年4月23日)

■Amazon.co.jpで購入

■関連サイト

T教授

今回の衝動買い

アイテム:忠継大王 MZK-EX300NP

価格:Amazonにて5980円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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