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さまざまな音声認識シーンに応用可能

NEC、走行中など雑音が大きい状況でもカーナビを音声制御できる雑音除去技術を開発

2014年04月18日 18時35分更新

文● 行正和義

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2つのマイクを用い、信号処理により雑音を除去する

 NECは、自動車走行中の雑音が多い環境下においても音声によるカーナビ操作を可能とする新たな雑音除去技術を開発した。

 スマホなどの音声で操作する機能が普及しており、とくに自動車運転中など手を離せない場面での使用ニーズが高まっているが、走行音やエアコンの空調音、窓を開けた状態では周囲の雑音のため音声入力が正しく動作しないことが多かった。

 NECが開発した技術は、前後に配置した2つのマイクで音を拾い、エアコンなど自動車内特有の雑音源位置やマイクへの音の伝わり方を分析、雑音と話者の音声を区別する。さらに2つのマイクに入る雑音の相関を利用して時間とともに変化する雑音も正確に捉え、雑音を的確に抽出・除去、消し残した雑音は2つのマイクに入る話者の声の相関を利用して除去するという2段階のノイズ除去を行う。

 雑音除去を行ったことで音に歪みが発生して認識が難しくなった音声に対し、人の話し声の成分とその変化をモデル化し、話者の声を強調して音声認識に適した音に調整する。

 NECでは音声技術の研究を進めており、今後本技術を店舗や工場など幅広い場面での応用を目指して開発を進めるという。

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