このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第40回

iPhoneで撮った写真をリサイズする「バッチリサイズ」を徹底解説

2014年04月16日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

リサイズ写真をDropbxに保存できる

 クラウドストレージの「Dropbox」とも連携でき、リサイズした写真を保存できるのも嬉しいところ。カメラロールに入れると同じ写真が増えてごちゃごちゃするし、毎回メールで共有するわけでもないからだ。

アルバム一覧の右上にあるスパナアイコンをタップする

設定画面が開くので「Dropbox」の「ログイン」をタップする

Dropboxへの接続を許可する

ログインできた

Dropboxに「アプリ」というフォルダが作成され、その中にリサイズされた画像が保存される

そのほかの設定項目を使いこなす

 設定項目をチェックしてみよう。「カメラロール」の「保存時に元の写真のメタ情報を残す。」という項目がある。メタ情報とは、撮影機材やシャッタースピード、ジオタグなどの情報のこと。特に、ジオタグは撮影場所がわかってしまうので、ブログなどに公開する場合は消しておきたいところ。通常はオンになっているが、オフにしてメタ情報が削除しておこう。ちなみに、メールなどで送る場合は、自動的にメタ情報は削除されている。

 メールで写真を共有することが多いなら、「メール」の「メール送信時の初期アドレス」を設定しておこう。自動的に送信先が入っているので、手間が省ける。

設定で「保存時に元の写真のメタ情報を残す」のチェックを外しておこう

同じ写真のプロパティを開いたところ。左がオン、右がオフで、メタ情報が削除されているのが分かる

 サムネイルにはPNG形式の写真なら「P」、JPEG形式なら「J」と表示されている。不要ならチェックを外そう。写真の並びを逆にするなら、「最新の写真を下に表示」にチェックすればいい。「アドオン」では100円でアプリ内の広告を非表示にできる。無料でも全機能が使えるものの、アプリを便利に感じたなら作者への応援として購入するのもあり。

そのほかの設定項目

100円のアドオンを購入すると、アプリ内の広告が非表示になる

 以上が、「バッチリサイズ」の説明書となる。標準カメラを使っているなら、リサイズアプリは必須。その中でも、複数ファイルの同時処理やDropboxとの連携機能を備え、無料で使える「バッチリサイズ」はイチオシ。ぜひ、インストールしておきたい。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン