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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第80回

Xperiaなど、6型のファブレットのバッテリーは長持ち?

2014年04月14日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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大画面を活かせば面白そう
Xperia Z Ultra

 これまでのXperiaシリーズの共通のものが多く、珍しいものは特にない。ただ6.4型の大画面にアプリのアイコンが30本も並んでいると表示できる情報量が多いと感じる。

 ホームUIを「シンプルホーム」に設定変更すれば、逆に大きなタイル状のメニュー表示になり、スマホでは画面が小さくて操作しづらいという高齢者や初心者に非常にわかりやすくなると感じた。

画面サイズに合わせて、アイコンは同時に多数表示する。また、よりシンプルなUIも用意されている

 他にもスモールアプリを使えば、大画面を活かして複数のウィンドウを表示しながら操作が可能。これは5型以下のスマホよりも明らかに使いやすい。

ミニアプリが利用可能

 ソニー製ならではのWALKMANアプリにはClearAudio+やサウンドエフェクト、各種イコライザーの設定が充実しており、省エネ設定として「STAMINAモード」「低バッテリーモード」も用意している。

サウンドのイコライザー機能を搭載。STAMINAモードも用意されている


G Flexがスタミナ面でも勝利!
見た目以外の部分にも注目しよう

 まさかスタミナでもG Flexが勝つとは、しかも大差をつけて……と予想外の結果となった。これで連続3勝目となり総合優勝もG Flexで決まりだ。

 G Flexは曲面ディスプレーという部分にまず注目がいき、キワモノ端末と思いがち。実際に筆者自身がそうで「買うのはマニアックな人だけだよね」と勝手に結論付けていた。

 しかし中身は非常に優秀で、特にスタミナ面で強いというのは、ファブレットだけでなく、スマホ全般で見ても大きなアドバンテージと感じる。

 コストパフォーマンスという点では、SIMフリーのFonepad Note 6もかなり面白い機種だった。なにより最近のスマホにやや飽き気味な筆者としては、他では見られない機能があって意外性が楽しかった。格安SIMが流行している今ぜひ注目してほしい。

 Xperia Z Ultraは密かに大本命と思っていた一台。実際、テスト結果は悪くなく、カメラチェックではG FlexよりもXperiaがイイと感じる人も多いだろう。デザイン面でも魅力的だ。一方で“ファブレットならでは”という点でやや物足りない部分もあり、ファブレットらしい進化が後継機種にあると面白そうだ。

 今回までで冬春モデルをかなりカバーできたので、次回からは番外編的に「ガラケー(フィーチャーフォン)」の比較をすることにした。いつもは3機種比較にしているが、ガラケー比較ではドコモ、au、ソフトバンク、ウィルコムの4機種をチェックしてみる。スマホ全盛の現在、ガラケーを比較することがあまりなくなっているので、「ガラケーの新機種ってどうなっているの?」と気になっている人の参考になれば幸いだ。


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