才色兼備な高機能15型ノート「AH77/M」徹底検証! 第2回
デスクトップ並みの高スペック
クアッドコアCPU搭載「LIFEBOOK AH77/M」のマシンパワーを検証する (2/3)
2014年05月02日 11時00分更新
デスクトップ並みの高いスペック
「LIFEBOOK AH77/M」に搭載されているCore i7-4702HQは、Haswell世代のクアッドコアCPUだ。動作周波数は2.2GHzでターボ・ブースト時の最大周波数は3.2Ghz、キャッシュメモリーの容量は6MBと高いパワーを持っている。インテルの仮想化技術やセキュリティー技術などにも対応しているため、ビジネスでの利用にも向いているだろう。
メモリーはデュアルチャネル対応のDDR3L 8GBで4GB×2枚の構成だ。試用機ではサムスン製のメモリーモジュールが搭載されていた。作業の内容にもよるが、メモリー容量が8GBならほとんどの作業を快適にこなせるだろう。ただし大量の画像を一度に編集したり高度な動画編集を行なうなら、もう少し容量が欲しいところ。そんなときはメモリー容量を16GBに増やせるカスタマイズモデル「LIFEBOOK WA2/M」がおすすめだ。
グラフィックス機能には、CPU内蔵のインテル HD グラフィックス 4600を使用する。専用GPUを搭載したマシンに比べると3D描画性能の面でやや劣るが、日常的な作業や小~中規模クラスの3Dゲームを遊ぶには十分なパワーを持っている。インテル HD グラフィックス 4400を利用するUltrabookよりも快適な動作を見込めるだろう。
ストレージは1TBのHDDだ。容量については十分だが、アクセス速度の面で多少不安が残る。個人的にはより高速なSSDを搭載してほしいところだが、本体価格が高くなってしまうことを考えるとやむを得ないところかもしれない。なおカスタマイズモデルの「LIFEBOOK WA2/M」ならHDDより高速なハイブリッドHDDを選択できるほか、500GBや1.5TBのHDDも用意されている。
CPUとメモリーのスペックは高いものの、ストレージについてはアクセス速度よりも容量を優先したスペックだといえる。機動力が求められるモバイルマシンならアクセス速度を重視するべきだが、じっくりと作業を行なうデスクノートではこのパーツ構成もアリだろう。上級者ならHDDをSSDに換装するという手もあるが、場合によってはメーカー保証を受けられなくなることもあるので注意すること。
(次ページ、「LIFEBOOK AH77/M」の性能をベンチマークでチェック)
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