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1年間無償提供できる開発者ライセンスも!

kintoneデベロッパー向けのコミュニティサイトがスタート

2014年04月10日 14時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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ユーザー数2、ディスク容量4GBを1年で無償利用可能できる

 4月10日、サイボウズはkintoneをプラットフォームした開発者をサポートする「cybozu.com developer network」を開設した。2013年7月開設した技術情報サイト「cybozu.com developers」を拡張したもので、kintone開発に関してメンバー同士でのやりとりが可能。エンドユーザー、SIer問わずすべての人が無料で利用できるという。

「cybozu.com developer network」

 「cybozu.com developer network」にメンバー登録すると、kintoneの開発者ライセンスを取得できる。開発者ライセンスでは、ユーザー数2、ディスク容量4GBの環境を1年間利用できる。

カスタマイズビューやAPIの強化が多数

 さらに、4月13日に実施するkintoneアップデートでは、カスタマイズやAPIを中心とした機能拡充を行なう。HTMLを記述して一覧画面をカスタマイズできる「カスタマイズビュー」や、アプリへのCSSファイル適用機能などを搭載。より柔軟な画面設計が可能になった。

4月13日のアップデートで追加される「カスタマイズビュー」の例

 REST APIに関しては、不具合の改修やエラーコード・エラーメッセージの改修のほか、新たにレコードのリビジョンを管理する機能、一度に複数のアプリでリクエストを実行する機能が追加された。REST APIのレスポンスに、リビジョン番号を示すフィールド/パラメーターが追加。複数のリクエストを順に実行する際に、他のリクエストの割り込みによりレコードが更新されることを防げるという。

 JavaScript APIに関しては、PCブラウザ・スマートフォンブラウザ向けのアップデートが施される。「ルックアップ」や「関連レコード一覧」のフィールドを参照する際にアプリのIDを取得する機能、外部のドメインのAPIを実行する機能、ルックアップフィールドでデータを取得した時、レコードを削除した時にフィールドの値を更新する機能など。kintone API SDK(β) for Javaも更新され、レコード登録、更新APIのレスポンスにリビジョン番号が追加された。

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